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バイナンスのマージントレードのやり方
今回はバイナンスでマージントレードのやり方を解説します。マージントレードはレバレッジをかけて通常の資金の3倍から10倍もの金額で取引することができます。これにより、ショートポジションから入ることができ、仮想通貨が下落した時にも利益を出せるようになります。
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まずは基礎知識から解説していきます。
バイナンス取引における、X10、X3はどういう意味?
バイナンスの取引をしていると仮想通貨ペアによってX10と書かれている事があります。
これは最大レバレッジを指しており、この記載があるものはレバレッジ取引(マージン取引・信用取引)が可能です。クロスや分離マージンを選択しなければ、レバレッジ無しの普通の取引になるのでご安心ください。
X10であれば最大10倍もの資金で仮想通貨の売買が出来るため、例えば100万円の資金があれば10倍の1000万円で取引している事と同じになるようなイメージです。
マージン取引で損失が出ても口座資金以上に失う事はありません。
バイナンスでレバレッジ取引(マージン取引)をする方法、取引する前の質問と回答
取引画面でUSDTやBTCなど、レバレッジ取引が出来る仮想通貨ペアを選び、クロス、又は分離マージンをクリックします。
証拠金口座を開くをクリックするとマージン取引口座が開設され、取引可能になります。
ここで動画を見て質問に答える必要があるので、答えと簡単な解説をします。
これを知っておけばマージン取引の不安も無くなるはずです。
質問1.クロスマージンと分離マージンの違い⇒これらは違った金利となる〇
解説
金利は両者変わりませんが、最大レバレッジや証拠金の金額などの違いはあります。
質問2.証拠金のリスクレベルの計算方法⇒マージンレベル=総資産額/(借入総額+未収利息総額)〇
解説
マージンレベルは未収利息総額も含まれます。
質問3.ロスカットされる状況、清算を余儀なくされるのは、次のうちどれでしょうか?⇒マージンレベルが清算水準に達した〇
解説
追証はありませんが、水準に達すると強制ロスカットとなりますので注意。
質問4.信用金利はどのくらいの頻度で計算されますか?⇒借入時から時間単位〇
解説
仮想通貨により違い、マージンデータより確認が出来ます。
質問5.取引前に手動で借りる必要があるのか?⇒いいえ、取引ページの「自動借用」機能を利用することができます〇
解説
マージン口座に入れた時点で、取引する数量に応じてレバレッジは計算されますので、気にする必要はありません。
質問6.借り入れ限度額に影響しないのは、次のうちどれでしょうか?⇒借入期間〇
解説
時間によって手数料はかかりますので、あまり長期で保有すると手数料が多くかかります。ただし、保有に期限等は無いので、強制ロスカットされなければ保有を続けることが出来ます。
質問7.借入金利に関する次の文のうち、正しいのはどれか。⇒借り入れ金利は市場に合わせて変化し、変化した時にシステムが通知してくれる〇
解説
借入金額の手数料は毎時間計算されるようになっています。
質問8.債務整理をした場合の返済方法は?⇒バイナンスの保険金で借金を帳消しにする〇
解説
マージン口座に入金した資金以上に損失が出る事はありません。つまり、強制ロスカットになって仮に資金以上の損失が出たとしても、バイナンス側が保証して帳消しにしてくれます。
最悪口座資金は0になりますが、日本でいう株の信用取引のように追加保証金を支払う必要はない点は安心出来ますね。
質問9.クロスマージンの手数料はBNBでどのように支払うのか⇒BNBをクロスマージン口座に移管し、手動で返済〇
解説
クロスマージンでトレードする場合はあらかじめBNBを口座に移しておく必要があります。
質問10.マージンコールの通知が来たときは、どうすればいいですか?⇒ポジションを減らして借金を返済したり、信用取引口座に担保を追加したりする〇
解説
これは必ずしも必須ではありませんが、ポジションを追加したり、一部損切する事で強制ロスカットを一時的に免れる事が出来ます。
例えばリスクはその口座全て失っても良いと考えているのであれば、何もせずに強制ロスカットを待つという事も出来ます。
因みに分離マージンとクロスマージンの大きな違いですが、分離マージンはあらかじめ分離マージン用に資金を入金するので、それ以上の損失は出ません。
しかし、クロスマージンは持っている口座全体を使用して取引するため、最悪持っている口座の全てを失う危険がある点に気を付けましょう。
分離マージンは投機的な取引をする際に資金を限定できるという部分で、大きなレバレッジで短期取引をする際に有効です。クロスマージンは低いレバレッジで中長期で保有する人にはおすすめという事になります。
バイナンス、マージントレードの使い方
それではここから実際の取引の解説をします。
まずは全体の流れをざっくり説明します。こちらがバイナンスのマージントレードを行う時のイメージ図です。通常仮想通貨はフィアットと現物というウォレットにありますが、まずはクロスマージン又は分離マージンのウォレットに振替する必要があります。その後、トレード画面で借りるを押す事でレバレッジを効かせたトレードが可能になります。最終的にはもう一度借りるボタンから返済を押して、全て返済します。この時利子に相当するコインもマージンウォレットに入っている必要があります。その後、引き出す場合にはウォレット概要の現物画面にある振替を押すとフィアットと現物に戻す事が出来るという仕組みです。まずは細かくやり方を見て下さい。
取引可能な仮想通貨ペアを選んで、振替を押します。
まずは持っている仮想通貨をマージン取引口座に移す必要があります。この操作を行うため、フィアットと現物から分離マージン口座に振り替えます。
選択したら確認を押します。
まずは右上の借りるを押すと金額分を借りた事になります。その後、借りるを押して購入すればロングポジション、逆に、借りるを押して売却RVNを押せば、ショートポジションを持つ事が出来ます。この借りるはレバレッジを自動でかけてくれているとイメージすれば分かりやすいかと思います。
ロングポジションを取った場合は、返済を押して売却する事によって利益確定が出来ます。ショートポジションの場合も返済を押して購入をすれば利益確定が出来るという事です。
例えば、50RVN借りて購入しました。その後は値段が上がった所で返済を押して売却すればBTCとして利益になります。
ポジションはウォレットメニューからマージントレード用ウォレットが選択できるので、クロスか分離マージンを選択すると現在の保有ポジションや利益が確認できます。
マージントレード口座にある資金を引き出したい、現物に変えたい場合には、一度先ほどのトレード画面にある借りるを押してから返済を押して全て返済します。
この時利子もかかるので、足りていない場合は相当するコインをマージンウォレットに追加する必要があります。
その後、ウォレット概要にある現物の振替を押します。
その後、分離マージンまたはクロスからフィアットと現物に移します。
これで確認を押せばマージントレード用ウォレットからフィアットと現物に仮想通貨を移動、引き出す事が出来るため、ここから国内口座に出金などが出来ます。
難しいので、まずは小額で仕組みや一連の流れを理解するために練習しておくと良いでしょう。
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これを適用していないとかなり損ですので、まだ本人確認が済んでいなければ複数アカウントの使用は問題にならないので、新しくアカウントを作って適用しましょう。もし既に口座を作成している場合は削除して作り直しましょう。