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Siacoin(シアコイン)とは
海外の仮想通貨取引所で取引されているシアコインですが、現在急騰して話題になっています。
Siacoinは暗号化されたソフトウェアの事です。このソフトウェアを実行しているコンピュータは、ファイルを保存したいユーザーに未使用のハードドライブスペースを貸し出すことができます。
Siaは「ハードディスクのAirBnB」とも呼ばれているそうで、グーグルクラウドやドロップボックスのようなものです。
Siaネットワークに保存されたファイルは細かく分割され、1つのハードドライブにはそれぞれのファイルのごく一部しか保存されません。ファイルは暗号化されているので、ネットワークユーザーは自分のデータが不正アクセスから守られていることが分かります。従来のドロップボックス等のクラウドサービスとは違い、ブロックチェーン技術によってセキュリティが高い点が強みです。
Siacoin(シアコイン)の開発者は?
Siaは、開発者のDavid Vorick氏とLuke Champine氏が、ニューヨークのRensselaer Polytechnic Instituteで2013年に設立しました。
彼らが分散型ファイルストレージネットワークを考案したのは2013年。その翌年、資金調達により75万ドルを得て、Nebulous Inc.を設立しました。
Siaの開発に加えてVorick氏は、ビットコインネットワークのノードが使用する主要ソフトウェアであるBitcoin Coreにも携わっています。
Just found a way to do yield farming on Siacoin that actually makes sense and really improves the marketplace for storage.
I'm rather caught off guard by this discovery. ETA late 2021.
— David Vorick (@DavidVorick) April 19, 2021
Siacoinの開発チーム
Vorick氏とChampine氏は、現在も積極的にプロジェクトに参加しています。
Siaのパブリックベータ版は2015年3月に初めて公開され、同年6月にようやくライブネットワークが一般に公開されました。
それ以来、Siaチームは約640万ドルを調達しました。現在のNebulous社は、Raptor Group、First Star Ventures、Fenbushi Capital、INBlockchainから出資を受けています。
Siacoin(シアコイン)の仕組み
SiacoinはSiaネットワークの通貨と思ってください。借り手はホストにSiacoinを支払い、ホストは安全にファイルを保存していることを証明してから支払いを受けます。
Siaは、「ファイルコントラクト」と呼ばれるスマートコントラクト技術を使用しています。
スマートコントラクトとは、契約や取引において第三者の仲介を挟まないで自動的に取引が行えるようプログラミングされているため信頼性が高いのです。つまり、もし不正があってもブロックチェーンによって発見できる可能性が高いのです。
そしてファイルコントラクトが完了すると、ホストはストレージプルーフと呼ばれるプロセスで、自分が主張するデータを実際に保存していることを証明しなければなりません。
ホストは、一定期間内にその証明がブロックチェーンに追加されると、Siacoinで報酬を受け取ります。
ファイルをアップロードしてホストに配布する前に、Siaはファイルを30個のピースに分割してそれぞれを暗号化します。これにより、ネットワークに単一障害点が発生しないようになっています。
単一障害点とは、いわば一つの箇所が動かないと、他も全てダメになってしまうというものです。つまり、どこかに障害が起きても復旧する事が容易と言う事です。
例えば、シアコインは消去コーディング技術があり、例え30台のホストのうち20台がオフラインになったとしても、ユーザーが常にファイルにアクセスできるようになっています。
シアコインに使われている技術は非常に透明性が高く、信頼性が高い技術と言えます。
シアコインの将来性は?
Siaは従来のクラウドサービスの10分の1の価格で利用できるため、今後幅広く活用されていく可能性が高いです。
シアコインの価格に関しては現在急騰している事もあり、SNSでも話題になっています。また海外の大手仮想通貨取引アプリのCrypt.comやバイナンスでも取引が出来る事から、今後も多くの人が注目して価格が上がる可能性が高いと見ています。
2021年の4月にシアコインが急騰したのは特に特別なニュースがあったわけではありません。特に理由が無いため、テクニカルの要因が大きいでしょう。本来ファンダメンタルズ的にも将来性があるコインですので、シアコインに注目が集まっている今、再度急騰する事はあり得ます。私は今後年内には急騰する事はあり得ると思っています。それも急騰後にあまり大きく値が落ちない事から、しばらくレンジになって一気に上昇していくドージコインのようなパターンかもしれません。短期の値動きも分かりやすいものになっているので、短期トレードで利益を上げるのも良いでしょう。
シアコインの週足↓2021年4月23日現在
シアコインは高値を付けて一気に下落しました。仮想通貨では急騰後一度40%から50%下げて再度上昇するという事が多々あります。
現在丁度その辺りまで下落しているので、安く仕込めるチャンスでしょう。週足も高値更新して上昇トレンドに転換しています。
Siacoinはどこで買える?日本で買うには
2021年4月21日現在、シアコインは日本の仮想通貨取引所では取り扱いがありません。
そのため国内でビットコインを購入し、海外の仮想通貨取引所に送付する事で日本にいながらシアコインを買う事が出来ます。
海外取引所とは言っても、日本語に対応しているバイナンスでは英語が出来なくても取引が行えるので、安心してお取引が出来ます。
手数料が0.1%と最安で、大手取引所のためサポート体制も整っており、信頼性が高くお勧めできます。