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Tradeviewの評判・安全性を実際に使用しているプロが解説

Tradeviewの評判・安全性を実際に使用しているプロが解説

海外では人気のあるTradeviewですが、日本での認知度はそれほど高くはありません。ただ他の海外FX業者とはけた違いにお得に取引出来る業者です。

実際私は普段トレードビューを使用していますので、使用するに至った経緯や、メリット、デメリットについても触れています。Tradeviewの口座開設を検討している人は参考にしてください。

Tradeviewのメリット

tradeview

Tradeviewはとにかくスプレッドが狭く、ポンド円でも平均1Pips程度のスプレッドです。これはILCという口座タイプで、NDD方式で非常に透明性の高い取引が可能です。

約定拒否や滑りなども一切なく、手数料も片道2.5USDと他の業者と比べると圧倒的な安さです。例えばXMでポンド円を取引する場合、スプレッドが3.5Pipsあったとします。1ロットにすれば約3500円ですから、XMの5分の1のコストで取引が出来る計算になります。さらに、cTraderのプラットフォームでは、MT5よりも機能が多く、損切や利確ラインを金額で表示してくれたり、ポジションの一括決済などの機能がデフォルトで付いています。

私も長年MT5を使用していましたが、一度cTraderを使うと便利過ぎて辞められません。それくらいcTraderはおすすめのプラットフォームです。

口座タイプ比較

Tradeviewは5つの口座を開設できますが、それぞれ使える取引ツール、取引方式、レバレッジが違います。

口座取引ツール取引方式レバレッジ
X LeverageMT4STP500倍
ILCMT4ECN400倍
MT5MT5ECN100倍
cTradercTraderECN200~400倍
CurrenexCurrenexSTP200~400倍

*口座開設時はレバレッジが100倍に設定されています。変更する際は申請が必要となるので注意しましょう。

レバレッジ変更申請はこちら

MT4やMT5を使用できる海外FX業者は多いですが、その他「cTrader」「Currenex」も使用可能です。

cTraderとCurrenexの特徴

  • cTrader=約定力が高い
  • Currenex=大量注文が可能

cTraderは決済を拒否されるリクオートがありません。そのため大きな値動きがある時間帯でも決済のタイミングがずれる可能性は低いです。また一括決済が可能なので複数のポジションを保有してる場合でもタイミングをずらすことなく決済できます。

Currenexは1回の取引で最大1,000万ドルほどの取引が可能なので、大量注文をメインとしているユーザーに向いてると言えるでしょう。

選択肢が多いほど自分のトレードスタイルに合った取引ツールを選びやすくなるので、多くの取引ツールを使用できることは大きなメリットになります。

cTraderはこちらのページからダウンロード出来ます。

cTrader ダウンロード

ILC口座は取引コストが安い

TradeviewのILC口座は取引方式がECNなので、スプレッド以外に取引手数料を必要としますが、「1ロットの取引で往復5ドル」と他の海外FX業者と比較して取引コストを抑えられます。

TradeviewXMTITANAxiory
5ドル10ドル7ドル6ドル

TradeViewの評判でも高い手数料ですが、すべて1ロット(10万通貨)で往復分の取引した際の料金です。またCurrenex口座のみ6ドルとなります。

またILC口座はスプレッドも平均で0.2と低いですが、レバレッジの高いX Leverage口座はスプレッドの平均が1.9と高めなので、間違えないように注意しましょう。

信頼性の高い金融ライセンスを保持してる

Tradeviewが取得した金融ライセンスはCIMA(ケイマン諸島金融庁)です。

CIMAの特徴

  • 日本人口座も規制の対象
  • ムーディーズからAa3の評価を受けている

海外FX業者が取得しているライセンスは日本人口座を規制の対象としていない所が多くトレードする際、不安に感じることもあります。その点CIMAは日本人口座も規制・監修の対象としているため、海外FXで聞くような出金トラブルはほぼ無いと言えるでしょう。

またムーディーズ(経済の信用格付けを行っている会社)で上から4番目のAa3といった評価を受けていてることからも信頼性がある金融ライセンスだということが分かります。

分別管理&最大35,000ドルの補償付き

Tradeviewは顧客資金を第3者機関に預ける分別管理で資金を管理しています。そのため顧客資金が運営資金に使用されることは一切ありません。

また万が一Tradeviewが破綻しても顧客1人につき最大35,000ドルを保証するという信託保全契約を結んでいるので、安心して取引を行うことができます。

CIMA取得時の条件に信託保全契約は入っていないにも関わらず、35000ドルの補償をするとうのはTradeviewがユーザーを大切にしている証拠あると言えるでしょう。

高性能のサーバーにより約定力が高い

Tradeviewはメインサーバーが高性能であることや契約しているLP(リクディティプロバイダー)が多いことから約定力が高くなっています。

メインサーバーとLPについて

  • メインサーバー=LD4で管理
  • LP契約数=50社以上

LD4とはロンドンにあるサーバーを管理するデータセンターのことですが、大きな金融機関が集まっているので高性能な回線を使用しています。そのため取引用のサーバーをLD4に預けているTradeviewは約定力が自然と高くなります。

またFX業者は価格を決定する際に、LPから提供される中から最適な価格をユーザーに提示するという仕組みになっているため、LPの契約数が多いほど選択肢が増えて提示するまでの時間を短縮できます。

NDD方式を採用で公平な取引

Tradeviewはユーザーの注文を預かることなく直接LPや銀行に流すNDD方式を採用しているので、公平にトレードを行えます。

FX業者の利益について

  • NDD方式=スプレッドや取引手数料
  • DD方式=スプレッドや取引手数料+顧客資金を利用しての取引

NDD方式はDD方式と比べてスプレッドや取引手数料が高くなっていますが、ユーザーの勝ち負けに関係ない所で利益を確保しています。そのためレート操作はないと言われてますが、DD方式の場合、1度ユーザーの注文を預かり顧客が負ければFX業者が得をする仕組みになっているので、レート操作でストップ狩りをするという噂が絶えません。

DD方式ではなくNDD方式を採用しているTradeviewでは透明性が高く安心してトレードを行える環境にあると言えます。

禁止行為が少ない

Tradeviewの利用規約に禁止行為が明記されていません。そのためスキャルピングや自動売買でのトレードを自由に行うことができます。

ただ「不正確な価格の取引を通じて得た取引利益を回収する権限」と明記されているので、「アービトラージ」「ゼロカットシステムの悪用」など他の海外FX業者で禁止されている行為は控えたほうが良いと言えるでしょう。

日本語サポートが充実してる

Tradeviewは公式ホームページが日本語対応であることや、メールや電話でも日本語の使用が可能なので、トラブル時でも安心して取引を進めることができます。

ライブチャットも使うことはできますが、英語版の公式ホームページを経由する必要があるので覚えておきましょう。

英語入力となっていますが、日本語を入力すると日本のサポートへ転送してくれます。他のライブチャットと比べて時間は多少掛かりますが、その場で返答してもらえるので急なトラブル時にはライブチャットの使用をおすすめします。

英語版の公式ホームページはこちらから→Tradeview英語版

Tradeviewのデメリット、維持率100%でロスカットになる

他の海外FX業者は維持率が20%でロスカットとしている所が多いですが、Tradeviewは維持率100%でロスカットになってしまいます。そのため大きなロット数での取引や値動きが激しい時間帯などは多めに資金を用意するといった対策が必要になるでしょう。

ただロスカットになる確率は高いですが維持率が低いほどリスクが高い取引となるので、維持率100%であることにより、リスクを抑えられるというメリットもあります。

ボーナスポイントがない

海外FXではボーナスやキャンペーンによりユーザーへ還元していることが多いですが、Tradeviewにはポイント還元は一切ありません。

ボーナスは初期費用の足しにできることが多いので、開始時には大きなデメリットとなります。

ただTradeviewは取引コストが安い口座があるので、長い目で見ればマイナスではないことを覚えておきましょう。

レバレッジが低い

最大でレバレッジが500倍までとなってますが、海外FXでは500倍以上のハイレバレッジで取引できる業者が多いので、少ない資金で取引するのが難しいと言えます。

またレバレッジ500倍で取引できるのはスプレッドが高いX Leverageのみなので、ハイレバレッジで取引したい人には不向きかもしれません。

最低入金額が10万円から

TradeViewはECN方式の口座とCurrenex口座は最低入金額が10万円からなので、他の海外FX業者と比較して初期費用が多く掛かります。

他の海外FX業者の最低入金額

  • TITAN=2万円
  • XM=1万円
  • TradeView=10万円

X Leverageのみ1万円からとなってますが、ILCやcTraderでスキャルピングを考えている人にとっては多くの資金が必要となります。

国内銀行送金ができない

TradeViewで入金する際は国内銀行送金が使えないので他の方法で入金するしかありません。

TradeViewで入金する方法

  • 海外銀行送金
  • 電子決済サービス

TradeViewはクレジットカードの使用もできないので入金する際は海外銀行送金か、bitwalletやSTICPAYなどの電子決済サービスを利用することになります。そのため急な入金が必要になったときや手数料を安く済ませるということに関しては他の海外FX業者と比べて不便と言えるでしょう。bitwalletで出金する場合は、24時間から48時間で出金処理が完了します。

Tradeviewは資金が必要だが取引コストは安い

「レバレッジが低い」「最低入金額が高い」など取引するための資金を他の海外FX業者よりも多く必要とします。そのため敷居が高く感じますが、初期費用と運用資金がある程度用意できるのであれば取引コストが安いので口座開設もアリと言えるでしょう。

またcTraderは約定力が高いので、スキャルピングのように決済のタイミングが重視されるトレードスタイルの人は他の海外FX業者より多くの利益を出せる可能性があります。

ただしすべての口座にそれぞれの特徴があるので、メリット・デメリットを理解した上で取引するようにしましょう。

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