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バイナンス(BINANCE)とは?登録方法や使い方を徹底解説!
会社名 | Binance |
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設立 | 2005年 |
Founder and CEO | Changpeng Zhao |
手数料 | maker手数料0.1%(指値注文) taker手数料0.1%(成行き注文) |
取引仮想通貨数 | 700以上 |
サポート | カスタマーサポート、セルフサービス、フィードバックの送信可能 |
バイナンスは中国で創業された世界最大の取引所です。手数料は0.1%と海外取引所の中でも最安の水準であり、さらにバイナンスのBNBコインを使用して取引手数料を支払う事で、25%オフの0.075%で取引が可能です。さらに、取引量に応じてVIPレベルが上がり、最大50%オフの手数料で取引が出来ます。さらに、700種類以上という豊富な仮想通貨を取り扱っているため、バイナンスに登録しておけば買えない仮想通貨は殆ど無いという程です。
バイナンスは日本で使える?日本語サイトはある?
2021年5月現在、バイナンスは日本で登録、使用する事が出来ます。
サイトは日本語に翻訳されており、日本人でも安心して使用する事が出来ます。
バイナンスは違法?日本人が登録しても問題ない?
バイナンスは日本居住者の利用は認められていないといったサイトが散見されていますが、日本人が海外取引所に登録したり使用してはいけないといった法律はありません。
私も登録して使用していますし、バイナンスの使用を日本人が禁止されている事はありません。
なぜそのような事が言われるのかと言うと、バイナンス自体は日本の金融庁から警告を受けており、金融庁が海外取引所に対して警告を行うのは、日本のライセンスを取得していないからです。
それを言ってしまうと日本のライセンスを取得した海外取引所はまずありませんので、日本で取り扱いのない仮想通貨の取引が出来ないことになってしまいます。
バイナンスなどの海外取引所は日本で広告宣伝が行えないといった規制はありますが、私達が使う分には全く問題がありません。
日本人がバイナンスを使用するメリットは、やはり日本では取り扱いの無い仮想通貨を取引出来る事であり、まだあまり知れ渡っていない仮想通貨を買って大きな利益を狙う事が出来ます。
また、バイナンスではステーキングやセービングといった、保持しているだけで金利が貰える機能があるため、国内取引所で普通に取引するよりもお得になります。ステーキングやセービングのやり方についてもこの記事で説明しています。また、マージン取引が出来るため、レバレッジをかけて仮に資金を失っても、追証が発生する事はありませんので、安心して利用する事が出来ます。
日本円の入金は可能?出金方法は?
バイナンスは日本円の入金は出来ません。日本からの振り込みやクレジットカードも対応していません。
そのため、国内取引所でビットコイン等の仮想通貨を購入し、そこからバイナンス側に送付する事で、取引する事が出来ます。
バイナンスに仮想通貨を送る事が出来れば、その仮想通貨で他の仮想通貨を買う事が可能です。
出金する際は国内取引所に仮想通貨を送付する事が出来ます。
もしもの時のサポートは?
バイナンスではサポートが受けられます。
サイト下部のサポートから豊富な悩みを解決してくれます。
「フィードバックをお願いします」からは、バイナンスの利用に関する意見を送る事が出来ます。
サポートセンターからはセルフサービスで「パスワードの再設定」、「アカウントロック解除」、「メールアドレスの変更」、「電話のセキュリティ認証のリセット」、「Google認証システムのリセット」、その他、送付に関するトラブル等があった場合にもすぐに対処できるようになっています。また、FAQによって多くの回答が得られます。
「リクエスト提出」からはバイナンスに直接文章やファイルを送ってお問い合わせする事が出来ます。下部に送付できる入力欄が出ていますので、そこから送付してください。
バイナンスの登録方法は?
まずはバイナンスに登録するためにメールアドレスとパスワードを作成します。
メールアドレスは普段使用するもの、パスワードは英数字、大文字を含めてなるべく強固なものにしておきましょう。忘れてもリセットは出来ますが、極力気を付けましょう。
これでアカウントの登録が完了しました。
次にダッシュボードに移動を選択し、二段階認証の設定をしておきましょう。ハッキング等の被害を防ぐ事が出来るため、必ず行うようにして下さい。
バイナンスのセキュリティ認証はスマホ認証、Google認証の二つがあります。
スマホ認証はメールアドレスとスマホのSMSを利用した二段階認証でログインする方法です。Google認証はgoogle authenticatorというアプリを使用して、時間制限付きの認証番号を入力する事でログインする方法です。グーグル認証ですと、最悪の場合端末を変えた際や紛失した際に、再度復元する事が難しいという事になる可能性もありますので、おすすめはスマホ認証です。
メールアドレスと携帯電話番号さえあればログインできますし、iPhone等であれば何度もログインする時にメールアドレス等を記憶してくれるので、入力の手間が省けます。
スマホ認証の場合、電話番号を日本であれば+81を選択、携帯の電話番号を入力し、コードを送信をクリックします。
認証コードが届かない人は、この「コードを送信」を押し忘れている可能性があるので注意。その後届いたSMS認証コードを入力します。
そしてメール認証コードにも登録したメールアドレスを入力し、クリックしてコードを取得というボタンを押します。
メールアドレス宛に認証コードが届くので、その番号を入力し、最後に提出を押して完了です。
バイナンスの入金方法と出金方法
バイナンスで入金する方法は、まずログイン出来ている状態で、サイト右上のメニューバーを選択し、フィアットと現物を選択します。
入金をクリックします。
ビットコインの場合は一番上のBTCの右ボタンをクリックし、入金を選択します。BTC以外で例えばリップル(XRP)などを送りたい場合は検索してそこから入金を押す点に注意してください。
ネットワークをBTCで選択し、アドレスをコピーします。(リップルの場合は宛先タグもコピー)この時、国内取引所に対応していない他のネットワークを選択すると送付出来ない事があるので気を付けましょう。
例えばBSC(バイナンススマートチェーン)を選択した場合、GMOコインなど国内口座に送付するのに対応していないため、最悪資産が消失してしまう可能性がある点は注意してください。
GMOコインを例にします。暗号資産から新しい宛先を追加すると、次回から宛先の選択をするだけで入力しなくても済みます。
「バイナンス、BTC入金用」など、分かりやすい名前を付け、先ほどのアドレスを貼り付けます。
登録をして送付をすると金額にもよりますが、30分程度で送付されます。この時間は仮想通貨や金額によって多少上下します。
ちなみにGMOコインは入出金手数料が無料なので、日本円を入金したり出金するコストが抑えられます。
逆にリップルを送付する場合のみ、ビットフライヤーでは送付手数料が無料になります。元々送付手数料はそこまで高くないので、使いやすい方を選ぶと良いでしょう。どちらがお得かは人それぞれですが、個人的にはGMOを使用しています。
バイナンスでのトレード方法、ビットコインで他の仮想通貨を購入、変換する方法
ここではドージコインを例にして解説します。
上メニューのマーケットからゾーンを選択するなどするとDOGE/BTCというペアが出てきます。こちらのトレード開始を選択。
ちなみにDOGEコインを買いたい場合はDOGEBTCでもDOGEUSDTでも、何でもDOGE自体の価格は変わりません。つまり、DOGEを何の仮想通貨ペアで買うか(変換するか)という意味になります。
BTCを持っているならDOGEBTCで購入すればDOGEに変わり、それをDOGEBTCで売却すればBTCに変わります。もしくはDOGEBTCで買って、DOGEUSDTで売ればUSDTに変換できるという事です。
まずは例としてDOGE/BTCで解説します。仮想通貨ペアがDOGE/BTCである事を確認します。もし別のペアだったら右の検索窓から検索して下さい。
既にビットコインが国内取引所から送付されている場合、簡単な買い方としては注文画面のマーケット(成行き注文)を選択、どれだけ買うかはパーセント表示のバーを横にスライドすると選択できます。
数値でも入力可能です。全額ドージコインにする場合は一番右の100%にして購入DOGEを押します。
購入された通知が出ますので完了です。売る時は右の売却DOGEを押して決済出来ます。決済する時はDOGE/BTCの場合ビットコインが戻ってきます。
指値注文(この値段になったら買う)などの取引をしたい場合はリミットを選択して数値を入力します。売却も指値注文を入れておけばその価格になって約定すれば決済されます。
バイナンスのストップリミット注文とは?使い方を解説
ストップリミット注文は少し特殊な注文です。基本はリミット注文と同じで指値注文ですが、ストップとして設定した価格まで達した時、指値を入れてくれる注文方法です。
使用方法としては、例えばストップのラインまで達して、ある程度反発したら買いたいと言った場合に使用出来ます。
バイナンスのOCO注文の使い方
OCO注文はストップリミットを押すと切り替える事が出来ます。
OCO注文はあらかじめ購入した時に利益確定ライン、損切ラインを決めておく事が出来ます。
急激な値動きの変動があっても、損切を決めておく事でリスク管理が出来ます。これはよく使う注文方法ですので、覚えておきましょう。
出金方法
出金もウォレットのフィアットと出金から出金を選択し、国内口座のビットコインのウォレットのアドレスをコピペします。
出金ネットワークはBTCで問題ありません。
かなり簡単だと思いますので、ぜひ口座開設をして挑戦してみて下さい。
バイナンスのフレキシブルセービング、ステーキング、流動性スワップで金利を得る方法
ビットコインやリップルを国内口座で買っても金利はもらえませんが、バイナンスであればもらえます。
バイナンスには主に三つの金利等が得られるものがあります。
- フレキシブルセービング
これはウォレットのフィアットと現物から、保有している銘柄の収益を選択すると、フレキシブルセービング出来るものであれば金利を得る事が出来ます。
やり方はフレキシブルセービングを選択し、金額分を入れて振替するだけです。これは定期預金のように引き出せないものではなく、いつでも引き出す事が出来るのでメリットしかありません。
その分少し金利は低めですが、長期保有しているなら入れておいた方が得です。
仮想通貨によって金利が変わり、BNBなら年利50%など、日々変動します。金利と言っても、イーサリアムであればイーサリアムが貰えます。
なぜこんなに旨い話があるのかと言うと、バイナンス内ではマージン取引があり、その時に顧客に仮想通貨を貸し出して手数料を得ています。
借りた人は利子をつけて返してくれるので、それを分配する仕組みとなっています。
- 定期セービング
因みに定期セービングであれば、ロック期間があり、その期間は引き出せない代わりに、もう少し高い金利が貰えます。
ウォレットから収益⇒商品を選択すると定期セービングが出てきます。引き出す予定が無く長期で保有する人はこちらがお得ですね!
また、ローンチプールと書かれているものを預ければ、利息とは別に、バイナンスが応援しているプロジェクトのコインが貰えます。
- 定期ステーキング
定期ステーキングは仮想通貨から得られる配当をバイナンスが小分けにして顧客に分配する仕組みです。ロックステーキングも定期セービングと殆ど変わりません。
定期セービングと定期ステーキングを見て、金利の高い物を選んでいくと良いでしょう。
- DeFiステーキング
また、DeFi(ディーファイ)ステーキングというものがあり、DeFiはブロックチェーン技術を使用した全般の技術であり、これも資産を増やす事が出来ます。
DeFiステーキングで預けた資金はバイナンスがコンパウンド(スマートコントラクトを使用したレンディングサービス)などで運用し、そこから得た資金を分配してくれる仕組みです。
定期ステーキング等もそうですが、人気商品ですので売り切れになっている事も多々あります。毎日見ていると次第に振替られるようになるので、チェックしておきましょう。
- 流動性スワップ
リキッドスワップにコインを預けると手数料収入が得られます。スワップは交換という意味ですので、ファイナンスのリキッドスワップを押すと、流動性スワップという表示が出ます。
プールをペアで預ける事が出来ます。どちらか一つでも可能ですが、一つだと手数料がかかります。一つの場合はBTC追加を押せば一つで預けられます。
すると総収入として金利が分かりますので、これで手続きが完了です。
例えばBTCとETHで10BTCを預けたとすると、そのうち半分の5BTCはETHに変換したという事になるので、その分の手数料がかかる点は注意しましょう。
これで流動性プロバイダーになる事が出来ました。誰かがBTCをETHに変えたら、そのペアを預けている人に分配される仕組みです。また、フレキシブルセービングの収益もこの中に入っているため、高い金利が得られるという事です。
時間が経つと報酬が次第に増えていきます。報酬の請求を押すと報酬を受け取る事が出来ます。削除を押すと解除できます。
流動性スワップのリスクについては、インパーマネントロス(変動損失)と言って、価格変動リスクがあります。
わかりやすく言うと、2つの仮想通貨で流動性の供給を行った際の価格と、ただ単に保有していた場合とで価格差が生まれてしまう事です。
どちらか一つの通貨ペアが大きく下落しても、2つのペアの流動性は一定に保たれるため、どちらかが下がれば両方同時に下がってしまうという事です。
ステーブルコインであれば価格変動リスクは抑えられるので、そういったものを使うのもアリでしょう。
また、プロジェクトの破綻等があれば最悪資金が戻ってこないといったリスクがある点にも注意しておきましょう。
稼げるものほどリスクは高くなるという点だけ覚えておいて、どのように保有資産を運用していくかは考えておくと良いでしょう。
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