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イケハヤさんが推奨していたTitanが12億分の1に
仮想通貨Titanは時価総額20億ドル(約2200億円)でしたが、一日でほぼゼロの価格にまで暴落しました。
ヤフーニュース
仮想通貨やビジネスインフルエンサーであるイケハヤ氏は、最近までTitanをイールドファーミングというDeFiサービスに暗号資産を預けて流動性を提供する事で金利が貰える手法を推奨していました。
初心者の方のリプライには、「これってお金が減るリスクとかないんですか?」とありましたが、イケハヤさんからの返信はありませんでした。
イケハヤ氏は仮想通貨のオンラインサロンを運営しているようで、10万円を支払う事で仮想通貨の情報やイールドファーミングのやり方が学べるようです。
イケハヤ氏、Titan暴落でTwitterを鍵アカウントに
イケハヤ氏はTitanが暴落した後、ツイッターの運用方法を変えるとつぶやき、フォローを外してよいと発言しました。
その後イケハヤ氏のアカウントは鍵垢となりました。
筆者はリスクの高いTitanのイールドファーミングについて暴落前に警告を行っていました。
もちろんありますよ。利率が大きいという事はそれだけリスクが大きいという事です。
イールドファーミングではインパーマネントロス(変動損失)があります。
保有していて一番リスクが低いのはステーブルコインのフレキシブルセービングですね。https://t.co/S8ttLN1HgC
— 為替王 億トレーダーの神髄@よく当たるドル円・ポンド円相場の天気予報🌤 (@4mHtuv) June 8, 2021
そもそもTitanのように金利が極端に高い時点で怪しいと思わなければいけません。
また、既に価格の高騰したTitanを見て「更に上がるのではないか」と思ってしまうかもしれませんが、投資の原則として安い時に買わなければ旨味はありません。
少なくとも急騰に飛び乗るような投資の仕方は避けた方が良いでしょう。
仮想通貨Titanが暴落した原因
今回の暴落の理由を説明するにあたり、仮想通貨であるIronとTitanの二種類が関係します。
Ironは75セントのUSDCと25セントのTitanを組み合わせる事で派生する1ドルが補償された仮想通貨です。
逆にTitanはIronの担保として使われる仮想通貨です。
Titanの暴落の流れが下記になります。
- Titanの人気化で価格が60ドルに
- 60ドルで大量の売りによりTitanが暴落
- Ironは75セントのUSDCとTitanで出来ているため、Titanの価値が下がり1ドルの価値が保てなくなります。(インパーマネントロス)
- Ironの価格が元の1ドルから90セントに(1ドルは100セントですよね)
- Ironは解体すると75セントのUSDCと25セントのTitanが取れるので、25セントTitanを売れば、90セントで買ったIronが1ドルになります。
- 通常Ironを買えば価格は上昇するはずですが、Ironが上がるよりも速くTitanを売ると、Ironは1ドルに戻れません。
つまり、Ironを買って解体し、Titanを売るというスキームで無限に利益を得る事が出来るという穴があったため、このような暴落の原因となってしまいました。
イールドファーミング自体はリスクがあるが稼げる
今回のTitan暴落を受け、仮想通貨のイールドファーミングが怖いと思ってしまう人もいると思います。
インパーマネントロスは一方の大きな下落により変動損失が起きますが、これは仮想通貨の性質上、仕方の無い事でしょう。
イケハヤ氏が推奨していたような高金利なものはリスクも大きくなるため、リスクを抑えるなら価格変動リスクの少ないステーブルコインをペアにして行った方がリスクを抑える事が出来ます。
もちろんイケハヤ氏がリスクを開示せずに勧めていたことは良くないと思いますが、知っていてやった事ではないはずですので、イケハヤ氏が完全に悪とは言えないでしょう。
IRON推してたら何故かTITAN買うイナゴが湧いてきて勝手に暴落して責められるって、、ほんと可哀想。
— ASTER* (@aster69892347) June 17, 2021
イケハヤは昔から残念やけん何とも思わんけど、調べもせず金をぶっこむ初心者たちの神経が1番理解できん。
投資は自己責任って、逃げ言葉に聞こえるけど本当に重みのある言葉。
金を入れる以上、調べんと。
調べてわからんなら触らんごとせんと。甘くねぇよ。
— ハチコテ (@hachikote21) June 17, 2021
仮想通貨初心者はフレキシブルセービングがおすすめ
イールドファーミングはステーブルコインをペアにしても、片方の下落によってインパーマネントロスのリスクはあります。
そこで、仮想通貨で一番低リスクで金利収入が得られるのがフレキシブルセービングです。
フレキシブルセービングは買って登録するだけで金利収入が得られて、いつでも引き出す事が出来ます。
日本国内の取引所では金利収入が得られないため、海外大手の取引所、Binance(バイナンス)で購入すると、簡単に金利収入を得る事が出来ます。
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設立 | 2005年 |
Founder and CEO | Changpeng Zhao |
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