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XMからの重要なお知らせ、虚偽の情報につきまして
本日XMから虚偽の情報につきましてというメールが来て驚いた人も多いでしょう。
XMは信頼を損ねる記事の内容が出回っていた事について、完全にフェイクニュースである、事実無根だとメールで言っています。
実際に問題となった記事を知らない方も多いでしょう。
そちらのフェイクニュース記事がこちらです。
⇒FINANCE NEWS TOPIC ※リンクは既に削除されたようです。
XMに対する記事が完全に虚偽である証拠
まず、記事にはウィキリークスによる、と言った文が書かれており、通常リテラシーの高い記者であれば情報元のURLをリンクするはずです。
しかしここにはURLのリンクもなく、実際にウィキリークスでXMやTitanで検索をかけても一切出てきません。
また、ウィキリークスが本当にこのような暴露をしたのであれば、この記事以外でもっと取り上げられるはずですが、この記事にしかこの情報はありませんでした。
また、この記事がフェイクである根拠として、文中には、
対日本のトレーダーにのみ行われており、アメリカやイギリスなどでは行われていなかった。
といった文です。このサイトは日本語だけで書かれた最近できたサイトであり、プライバシーポリシーを見ても運営元の情報が一切掲載されておらず、お問い合わせフォームすらありません。
これは日本人向けに書かれた完全に虚偽のフェイク記事で間違いないでしょう。また他の記事はCNNなどのニュース記事をただ単にコピペしただけの文章になっており、全く信頼性にかけるサイトである事が分かります。
この報道を受け、日本の一般トレーダーたちの退会が相次いでいる。
と書かれていますが、この報道自体このサイトでしか行われていないため、確実に嘘である事が分かります。
大手のファンドや一部の日本トレーダーはこのレート操作により莫大な利益を上げていることがわかった。
これも意味が分からないですね。XMやTitan、ハイローが共同でレートを操作しているとの事でしたが、何故かそこに大手のファンドや一部の日本トレーダーまで加わっています。
記事に矛盾点が非常に多いですね。
アメリカの大手金融系IT企業のBlockStarZが一部のユーザに提供しているMEDUSAというアービトラージシステムを用いてゴールドマン・サックスやバークシャーは利益をあげていた。ゴールドマン・サックスの四半期為替収益は前年度の2000%にものぼっている。
BlockStarZと検索しても出てきません。大手金融系IT企業ならすぐに公式HPが出てくるはずです。
また為替収益が前年度の2000%になったとの情報も出ていないので嘘でしょう。
まとめ
今回調査を行い、XMがメールで出した事実無根という内容は本当だという事が分かりました。
特にXMは信頼性を重視している企業ですので、そのような不正を行えばすぐに顧客が離れてしまいますし、そんな大きなリスクを取ってまで不正に利益を上げようとするはずがありません。また、日本の金融庁に無登録だから信頼出来ないといった批判もありますが、海外FX業者であれば無登録であるのが当たり前です。
日本で登録を受ければレバレッジは25倍になってしまいますし、ゼロカットシステムも無くなります。あくまでも海外FX業者側は海外に拠点を置き、アフィリエイターが宣伝する事で日本人からの顧客を集める事が出来ます。
実際にXMでストップ狩りのような事例を報告する人もいませんし、普通に使用していれば通常のレートである事が分かります。
ネット上で情報を得る時には、その情報のソースはどこか確認し、書かれている内容を鵜呑みにせず、きっちりと情報を吟味して判断する必要があります。