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【完全版】XMの禁止事項と注意点まとめ
XMは海外FX業者の中でもハイレバレッジで人気があります。今回はXMで取引する上での禁止事項や注意点についても説明します。
禁止事項に該当した時の罰則について
XMで禁止事項とされていることを行ってしまうと「口座の永久凍結」「出金不可」といった罰則を与えられてしまいます。また「レバレッジの制限」「ボーナスポイントの取り消し」などもありえますので、疑わしい行為は控えるように注意しましょう。
両建てトレードには注意する
XMは全てではありませんが、両建てに関しての禁止事項が多くなってます。両建てをしてしまうと禁止事項に引っかかってしまう可能性がありますので注意しましょう。どのような両建てが禁止されているのか詳しく解説します。
両建てが禁止になる理由
XMではゼロカットを採用しているのでどれだけ損失が出ても資金がマイナスになることはありません。複数の口座を利用して両建てを行った場合、片方はゼロカットの対象となりもう片方は大きく儲けることができます。またゼロカットになった分のお金はXMが負担することになっています。こうした不正行為をさせないようにするためにも、XMでは両建てを禁止事項にしていると言えるでしょう。
*同じ口座内での両建ては認められています。
禁止事項1.複数口座を使った両建てトレード
XMでは1つのIDで8個の口座を作ることができます。同じ商品で「Aの口座では買い」「Bの口座では売り」といった取引の仕方は禁止されています。
禁止事項2.他のFX業者との両建てトレード
「XM側では買い」「Titan側では売り」のような取引は禁止されています。複数のFX業者を利用している人は知らない間に両建てになってしまう可能性がありますので、注意しましょう。
他の業者との両建てが発覚する理由は取引をした時に「ログ(記録)」が残るからです。MT4やMT5では不正防止のために「ログ」を残していると言われてます。また他のトレーディングツールでもさまざまなシステムを構築して不正防止対策を行っています。Pips数が少なかったり利益が出ていなければ指摘される可能性は低いと思いますが、突然出金拒否されるという可能性もあるので注意しておきましょう。
禁止事項3.グループ内や仲間内で両建てトレード
数名で口裏を合わせて両建てをするのも禁止です。「Aグループは買い」「Bグループは売り」といった両建て取引を行い、取引終了後に利益を分ける行為は禁止されているので避けましょう。
ゼロカットを利用した両建てに関しては全て禁止事項となっています。XMのサービスを利用して有利になるような手法を取るのは避けるようにしましょう。
裁定取引には注意する
XMではいかなる裁定取引も禁止されています。裁定取引とは同一価値のある物を、地域や需要によって金額が違うことを利用して利益上げる取引のことです。
裁定取引の例
- A地域では水が1リットル1円
- B地域では水が1リットル10円
- A地域で購入してB地域で販売する。利益は9円
禁止事項4.他のFX業者との価格差を利用した裁定取引(アービトラージ)
FXでは同一価値のある通貨や商品が一時的なレートの歪みにより、他のFX業者との価格差を発生させてしまうことがあります。
例えばドル円の価格が「TitanとGemForexでは108円」で取引されている時に「XMでは107.9円」で取引されているといったことが発生することがあります。
このようなケースではXMのドル円がレートの歪みで価格がずれていると判断できます。レートの歪みでずれた価格は他の業者と同じ価格に戻ります。
仕組みをわかっていれば価格が動く方向が事前にわかると言えるでしょう。XMでは他のFX業者との価格がずれている時に取引すること(アービトラージ)を禁止としています。
自動売買やAIを使って裁量取引をすることも禁止されてますので設定には十分注意しましょう。
ボーナスポイントやXMP(XMポイント)を不正で受け取る行為
XMでは利用者が少しでもお得に取引できるようにさまざまなポイントを用意していますが、これらポイントを不正に受け取る行為は禁止されています。
禁止事項5.口座開設時に不正を行う
XMでは口座を開設すると口座タイプによって(マイクロ口座とスタンダード口座)ボーナスポイントが貰えます。本来1度きりしかボーナスポイントはもらえませんが、個人情報を偽れば複数のIDを作成することができます。ボーナスポイントはXMの中でも大きな魅力の1つですが、何度も受け取るような登録の仕方をするのは不正行為なのでやめるようにしましょう。頻度は年に一回程度ですが、XMでは無くなったボーナスを増やしてくれる時があります。
禁止事項6.XMP(XMポイント)を稼ぐための取引を連続して行う
XMPをすぐに稼ぐための取引方法は「両建て」です。XMでは同一口座内での両建ては禁止されていません。両建てをすれば必要証拠金はゼロで大きなロット数を購入することができます。
XMでは一定時間以上の取引をすると購入したロット数に対してのXMPが貰えます。1度の両建てで「買い」「売り」の2つを購入できるので、XMPが貯まる速度も倍になります。また両建てなので、取引するタイミングによっては損益はゼロに近い状態で取引を終了することができると言えるでしょう。
結果的には多くのXMPが貯まるだけになりますのでXMでは「XMP狙いの両建て」に関しては禁止事項にしていると言えます。
ただし通常の両建ては禁止されているわけではありませんので、「意図的に両建てをした」と判断された時のみ警告される可能性が高いです。
禁止事項以外での注意点
FXは時間帯によって価格が大きく変動します。XMで禁止とされているわけではありませんが、不正の対象とみなされやすい時間帯がありますので紹介します。
不正の可能性があるとみなされた時は「ボーナスポイントのカット」「レバレッジの制限」などのペナルティを受けることもありますので注意しましょう。
経済指標が発表される前後
経済指標が発表される瞬間は多くの投資家が一斉に取引を開始する可能性があるので、サーバーに負荷が掛かり、「接続遅延」「レートエラー」が起こりやすくなります。
不具合が起こりやすい時間帯にゼロカットを利用したような取引を行うと不正の対象とみなされますので気を付けたほうが良いと言えるでしょう。
取引可能となっていますが、あからさまなゼロカット狙いの取引をするとペナルティを受ける可能性があるので注意しましょう。
月曜日の朝を狙った取引
月曜日の朝にはチャート上に「窓」と言われるすき間ができます。土日に市場が閉鎖して取引が行われないために発生するものですが、金曜日の市場が閉鎖する寸前にゼロカットを利用して大きな利益を上げることが可能です。
黄色の丸あたりで大きなロット数を購入します。結果が分かるのは月曜日の朝ですが、「買い」で取引をしていればゼロカットとなりマイナスは最小限です。「売り」で取引していれば大きな利益を出すことができます。
窓埋めを狙う取引自体は禁止ではありませんが、複数回、集中的に狙うなどの行為があった場合は、何らかの措置を受ける可能性があるので気を付けましょう。
XMで禁止されていないこと
他の業者で禁止事項に記載されていることでもXMでは許されていることがいくつかありますので、紹介します。
スキャルピング
XMではスキャルピングに関しての禁止事項は一切ありません。しかし10分以上ポジションを持たないとXMPが貰えないので、XMPを視野に入れながら取引をしている人にとっては不利と言えるでしょう。
複数の口座で自動売買を行うこと
「両建て」「裁量取引」などに注意すれば複数の口座で自動売買(EA)を使用することは可能です。
ただし設定しだいでは禁止事項に引っかかる可能性がありますので、慎重に設定を行いましょう。
XMのサービスを悪用しなければ罰則を受けることはない
「ゼロカットシステム」「XMP」「ボーナスポイント」などはXMがお金を負担して利用者の満足度を上げようとしているサービスです。
それらのサービスを悪用した手法はすべて禁止事項になっているという認識でいましょう。
投資をするからにはリスクは伴いますがサービスを悪用したリスクヘッジは悪質な行為で、XMで2度と投資をすることができなくなる可能性もあります。
サービスを悪用するやり方ではなく、技術をしっかりと磨く事が大切ですので、正当な勝ち方を学んでいきましょう。