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ゴールドを取引するための基礎知識を完全網羅!ゴールド攻略のヒントも紹介!
今回は今急騰中のゴールドの基礎知識や特徴を詳しく解説します。通貨ではないので不安に思うかもしれませんが、覚えてしまえばゴールドの取引を安心して行うことが出来ます。
また独自の目線で「ゴールドを取引する時のヒント」についても解説していきます。
ゴールドとは?
ゴールドとは「金」のことです。取引の部類としてはCFD(差金決済取引)の中の貴金属として扱われています。
CFDは実際の現物の金を取引するのではなく、レバレッジをかける事で差額だけのやり取りをする仕組みです。
GOLDは地政学リスクにより安全資産として買われる事が多く、ロシアとウクライナの戦争で大きく上昇しました。
歴史的に見ても「地政学リスクでの上昇は売り」が常識ではありますが、今回の戦争は長期化する恐れがある事、テクニカル的に見ても大きく高値を更新し続けていく可能性が高いと見ています。もちろん急騰後は戻しの動きもありますので、高値掴みはしないよう注意してください。
また、エネルギー産出国であるロシアと欧米各国の政治的緊張もあり、エネルギー価格が高騰し、世界的なインフレによる貨幣価値の減衰により、インフレヘッジとして今後も資金が流入していくでしょう。
GOLDは世界共通で用いられる通貨コードである、「XAU」で表記される事が多く、「XAUUSD」などと表記されます。
2022年3月現在は史上最高値を更新し、今後も上昇していく可能性が高いです。
金取引が出来るおすすめのFX会社はXMです。
XMでは最大レバレッジが888倍あるため、資金管理が出来れば強制決済(ロスカット)のリスクを抑えることが出来ます。
金以外にドル円やポンド円等の通貨ペア、ゴールド、シルバー、プラチナ、パラジウム等も取引が可能です。
XMのゴールド取引は2種類ある
XMのゴールドの銘柄には2種類あり、スタンダード口座では「GOLD表記」、マイクロ口座では「GOLDmicro」の表記になります。
ゴールド=100oz(1ロット)
ゴールドマイクロ=1oz(1ロット)
ゴールドだと取引量が多いのでレバレッジをかけても最低数万円は必要となりますが、ゴールドマイクロなら1/100の取引量なので数百円あれば取引可能です。ちなみに1回の最大取引量は200ozです。
ゴールドのPipsの読み方は?
GOLDのPipsの計算方法は、下二桁目が1Pipsとなります。
1935.00で1ロットでロング、1935.10で決済した場合、1Pipsの利益です。
1ドル110円の時1Pips獲得した場合は、1100円の利益となります。
ゴールドはドル円の動きと関連性がある
ゴールドはドル円と逆の動きをすると言われています。
ドル円の動きです。徐々に下がってきた後に上がっているのがわかります。
ゴールドは徐々に上がった後に下がっています。これは同じ時間帯で比べたものなので、相関関係にあると言えます。
もちろん地政学リスクによるGOLDの急騰などにより相関が崩れることはよくあります。
ゴールドの取引には限月がない
限月とは一定の期限で強制決済される仕組みのことです。限月のデメリットは損失が出てる時でも決済しなければならない時があります。
ゴールドに関しては限月が一切ありません。同じ貴金属でも「プラチナ」「パラジウム」には限月がありますので、余裕を持って取引出来るゴールドは有利と言えます。
XMのゴールド取引時間
XMのゴールドが取引可能な時間は平日のみですが、通常のFXとは違い24時間取引が出来るわけではありません。日本時間で早朝に当たる約1時間の間は取引不可なので覚えておきましょう。
こちらがXMでゴールドが取引出来る時間です。
月曜日 – 木曜日: 01:05 – 23:55
金曜日: 01:05 – 23:50
この時間を日本時間に直すと以下のようになります。
夏時間(サマータイム)
月曜日から木曜日=AM7:05~AM5:55
金曜日=AM7:05~AM5:50
冬時間
月曜日から木曜日=AM8:05~AM6:55
金曜日=AM8:05~AM6:50
夏時間(サマータイム)は3月の最終日曜日の午前1時から10月の最終日曜日の午前1時までの間です。他のFX会社では微妙に時間が違いますので、XM以外で取引する時は始める前に確認が必要となります。また年末年始は通常の取引時間とは異なりますので、随時確認しましょう。
XMのゴールドの必要証拠金の計算方法
必要証拠金の計算は基本的にFXと変わりません。
難しければデモ口座で実際に少量からトレードしてみるとイメージがつきやすいでしょう。
ロット数×コントラクトサイズ(1通貨あたりの通貨量)×市場価格÷レバレッジ
XMの口座でゴールドを取引した場合
1×100×1550(ドル)÷888=17455円
1×1×1550(ドル)÷888=174円
XMでのゴールドのスプレッドとスワップポイントの特徴
スプレッドとスワップポイントはFX会社によって大きく変わってきます。さらにゴールドとなると複雑になってきますので詳しく解説します。
口座によってスプレッドは大きく変わる
「スタンダード口座」「マイクロ口座」はスプレッドが広く「ゼロ口座」のスプレッドは狭く設定されています。
「ゼロ口座」は「スタンダード口座」「マイクロ口座」に比べると約半分のスプレッドで済みます。ただ「ゼロ口座」ではスプレッドとは別の手数料が取引した瞬間に発生してきます。
スプレッド+10万通貨に対して5ドルの手数料
スプレッドが狭いほうが自分が思っている値段で売買しやすいですが、どちらが得なのか?と言われるとトレードスタイルやメインの取引時間によって変わります。多くの場合はスタンダード口座で問題ありません。ゴールドの場合は値動きが激しいため、レバレッジが低すぎる事でロスカットのリスクが高まるためです。
スワップポイントは買いがマイナスで売りがプラス
ポジションを持ったまま1日持ち越すとスワップポイントが発生します。FX会社によってスワップポイントは変わりますが、XMでゴールドを取引した場合は買いでマイナス、売りでプラスになります。スワップポイントが発生する時間は日本時間で7:00(サマータイムの時は6:00)です。
「スタンダード口座」の画像ですが、「マイクロ口座」「ゼロ口座」もスワップポイントは変わりません。
現在のスワップポイントは
買いの場合=−5.2
売りの場合=−0.13
つまり、現在は長期間保持すればするほどマイナスのスワップを支払うことになるので知っておきましょう。
基本的に1日1回のスワップポイントが付きますが、水曜日から木曜日の持ち越しに関しては3日分のスワップポイントが付きますので注意しましょう。
XMでゴールドを取引する時のヒント
ゴールドは通常の通貨ペアと違う特徴がいくつかあります。基本的な知識と注意するポイントを押さえればゴールド取引をやったことがなくても有利に進めることが出来るので参考にしてください。
ゴールドはボラティリティが高い
ボラティリティとは大まかにいうと「価格の変動幅」のことです。つまりゴールドは他の商品に比べると短い時間で大きく利益を得られる可能性が高いということです。ただしデメリットもあります。予想を外してしまえば大きな損失を出してしまう可能性もあるということです。FXの約2倍から3倍の価格変動があるので慣れるまでは少額で取引するようにしましょう。
世界経済が悪化するとゴールドの価値が上がる
世界の経済が悪化してくると大きなお金を動かしている投資家の人たちは比較的価値が安定しているゴールドに乗り換える傾向があります。各国の代表の発言により通貨の値動きが発生することが多いので注意しましょう。また工業製品の生産が増えるとゴールドの需要が高まり価値が上がりますので、大きなイベントがある時は要注意と言えるでしょう。現在のロシア、ウクライナ情勢は長期化する恐れがありますので、今後も伸びていく可能性が高いと言えます。
ドル円との関連性を利用する
最初にゴールドとドル円の関連性について触れましたが、ゴールドの値動きはドル円の値動きと逆に動く確率が高いです。ドル円は上昇トレンドや下降トレンドのような動きが比較的読みやすいので、ドル円のチャートを見ながらゴールドの取引をすれば取引を有利に進めることが出来るでしょう。2022年は金価格が上昇し、各国の通貨は下がると見て問題ないでしょう。
ゴールドは中長期で取引することが出来る
1年ごとの動きをラインで区切ると分かりますが、ここ2年の動きは下がり続けるか上がり続けるかのどちらかです。取引するタイミングさえ間違えなければ中長期に渡って利益を出し続けることが出来ます。
ゴールドは大きな利益を上げることも出来ますが、その反面リスクも高いです。ただ事前準備をしっかり行えばリスクを最小限にすることが出来ます。
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