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MT5PC版トレンドラインを引こう
それでは、チャート分析の基本である、トレンドラインの引き方について見ていきましょう。
このラインを引くことで、相場がどのような方向に向いているか、トレンドはどういった方向か視覚的に判断する事が可能になります。
トレンドラインの追加手順
右上にある斜め線の所をクリックしてもいいですし、挿入→オブジェクトからトレンドラインを選択できます。
実際にラインを引いてみました。
USDJPYの日足です。
初期設定ではラインの線が細くて見づらい可能性があります。
その場合、引いたラインをクリックし、右クリック、プロパティから線のスタイルや色を変更できます。一度変更すれば、次に描く線も変更されます。
簡単な削除方法
削除するにはラインをダブルクリックし、Deleteキーを押すと簡単に消すことが出来ます。もしくは右クリックでオブジェクトリストから対象のラインを削除します。
トレンドラインの引き方
私の場合、チャートの高値を付けた上髭から、次の戻り売りの高値のポイントへ引いていきます。もちろん安値を引く方法もあります。
髭ではなく実体で引く方もいると思いますが、どちらでも構いません。
ざっくりと引いてみましたが、このラインはとても意識されるラインであり、このラインを上抜けていくと、ブレイクアウトして値が急激に動くことが多いです。
大衆の心理を読み解くためにはこのラインがとても意識されていますから、全体の流れを見るときに特に有効でしょう。
特に上位足でトレンドを確認するときはラインを引いておくと良いでしょう。
エントリーで言えば、このラインを上抜けたらエントリーするなど、ブレイクアウトの手法も出来ますし、逆にラインで跳ね返ったところを逆張りで狙うのもありでしょう。
もちろんこれだけで判断するというのもありですし、自分なりに工夫して見るといいでしょう。
少しさかのぼって引いてみました。
長い期間下落していますね。
このような長いトレンドが発生している場合は順張りでもいいですし、デイトレードで売りと買い、両方で取っていくということもやりやすいでしょう。
もしくは長期で保有し、ラインを抜けたら決済というのも手だと思います。
シンプルですが奥深いのがこのトレンドラインですね。
それでは1分足など、短い時間足でも機能するのか見ていきましょう。
EURUSDの一分足です。
急激な所もありますが、一定の所まではトレンドラインに沿って進んでいるのが分かりますね。
どこまで進むかまでは分からないものの、決済やエントリーのポイントになる可能性は高くなります。
ある程度継続して伸びていくこともあれば、一度抜けて、もう一度進行方向へ進んでいくという変則的なパターンもあります。
トレンドの終盤は特にこのように抜けても長くトレンドが出ず、レンジのようになることも多いことが分かります。
トレンドライン一つをとっても、様々なトレード方法、相場の環境認識が行えます。
色々な時間足や通貨ペアで試してみるといいでしょう。
例えばCADCHFの日足です。
ここ最近はほとんど押し目をつけずに直線のような移動をしています。
こういったところはデイトレードやスイングで取っていくよりも、長期間保有したほうが旨味がありますね。
このように通貨ペアによっても様々な特徴がありますから、得意な通貨ペアや、稼ぎやすい自分に合った通貨ペアを見つけられると良いですね。
スマホ版トレンドラインの追加方法
まずはチャート画面を開き、オブジェクトマークをタップします。
斜め線がトレンドラインですのでそちらをタップします。
もし他にフィボナッチやギャンラインなどを追加したい場合はオブジェクト追加をタップしてください。
オブジェクト追加では様々な種類がありますね。
分析方法によって使い分けましょう。
それではチャートをタップしてトレンドラインを引いてみましょう。
トレンドラインの真ん中の点をスワイプする事でライン全体を動かすことが可能です。
どちらかの先端をスワイプする事で拡大縮小することが出来ます。
トレンドラインの削除方法
ラインやオブジェクトを一括で削除するには、右上のごみ箱をタップします。
一つずつ削除する場合は、現在のシンボルから対象を左スワイプし、削除をタップします。
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