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スマホでのMT5の使い方や注文方法まで徹底解説!初心者向けMT5使い方完全マニュアル
iOSのiPhoneでのMT5の使い方を学びましょう。Androidであっても使い方は殆ど変わりませんが、OSの違いでiOSの方が動作が軽く読み込みも速いので、もし本気でスマホだけでトレードしたい方はiOSのMT5アプリを使用しましょう。以前までiPhoneでは新規ダウンロードが出来なかった時期がありましたが、現在は復活しているのでダウンロード可能です。
MT4、MT5アプリはiOSがお勧めな理由
androidとiOSではアプリデータをメモリにコンパイルした際の形式が異なる
・iOSは起動が高速&メモリ効率が良い
・androidは起動が遅い&メモリ効率が悪い
androidはアプリ→エミュレーション→コンパイル
iOSは→そのままコンパイル
MT4,MT5でFXをやるならiPhoneが相性◎です— 為替王 億トレーダーの神髄@ FX初心者救済 (@4mHtuv)
今回はMT5の初期設定からオススメの使い方、発注方法などを解説します。かなり細かい使い方まで解説したマニュアルですので、困った時にはこのページを読みましょう。※画像はタップで拡大出来ます。
MT5のログイン方法とログインできない時の解決法はこちら↓
XMのMT5のログイン方法とログインできない時に一発で解決できる方法。
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MT5の使い方・スマートフォンで通貨ペアを追加する、気配値の使い方
MT5のトップ画面の気配値では、通貨ペアを並べておくことが出来ます。ここから取引通貨を選び、チャートを開いて取引に使用します。
初期では通貨ペア数が少ないので、他にも使用したい通貨ペアを追加していきましょう。初期画面の気配値から検索するシンボルを入力をタップ。旧バージョンのアプリの場合は右上の+マークをタップしてください。
XMにログインしている場合はMajorsやMinorsといった欄から通貨ペアを選びます。
まずはUSDJPY(ドル円)を追加したい場合は、Majorsのカテゴリに入っていますのでタップしてください。もしくは追加したい通貨ペアを検索欄に入力するとすぐに出てきます。
追加したい通貨ペアの+マークを押すと追加できます。
これで追加したい通貨ペアを追加できましたね。スマホでは一気にチャートを見る事は出来ませんので、ここから見たい通貨ペアを毎回選択して一つずつチャートを見ていきましょう。
選択出来る通貨ペアが少ない場合は60種類以上の通貨ペアが取引出来るXMがおすすめです。
通貨ペアの名称の下には現在の時刻と、スプレッドの数値が表示されています。価格は左がBID、右はASKが表示されており、売りエントリーの時はBID価格、買いエントリーの時はASK価格が基準となります。
新しいバージョンのMT5では価格の下にLとHがあります。LはLowを、HはHighを表しており、その日の高値と安値が表示されています。
旧バージョンの場合は詳細モードを押すとスプレッド、本日の安値と高値を表示させることが出来ます。
MT5の使い方・通貨ペアの整理
MT5で通貨ペアを確認する時に、よく見る通貨ペアを上に表示させておくと見やすくなります。
左上の鉛筆マークを押す事で、通貨ペアを選択し、一括で削除が出来ます。
見る必要のない通貨ペアは削除しておくと良いでしょう。また、右のバーを長押ししてスライドして通貨ペアを並び替えることが出来ます。
必要のない通貨ペアは削除して整理しておきましょう。
MT5の使い方・チャート画面の使い方
スマホ画面右下の設定から、チャートタイプの選択をしてみましょう。
ここではチャートの種類を変更出来ます。
MT5にはバーチャート、ローソク足、ラインチャートの三種類があります。
こちらがバーチャートです。海外で多く使われています。
始値が左の横棒、終値が右の横棒で示されており、先端部分が安値と高値になります。
使い方としては、ロウソク足よりも全体の流れが把握しやすいといった特徴があるため、細かい値動きよりも大きな流れを見たい時に使えます。
こちらはラインチャートです。使い方としては、エリオット波動などの波形の形を大まかに捉えたり、上昇トレンド、下降トレンドを判断するのに適しています。時と場合によって使い分けるのも手ですが、基本的に日本でスタンダードなロウソク足を見ておけば問題無いでしょう。(PC版MT5に追加可能な平均足はスマホアプリでは使用できません。)ロウソク足の見方や使い方が分からないという方はこちらの記事を参考にして下さい。
MT5の使い方・チャートにボリュームを表示させる、ティックボリュームの使い方
MT5のボリュームとは出来高の事です。期間中にどれだけ取引されたか、相場が活発であるかどうかを判断出来ます。証券会社によってこのボリュームは表示されない場合もあります。XMのMT5アプリではボリュームの表示の代わりに、ティックボリュームを使います。使い方としては、ティックボリュームはレートの変動回数が値になっており、取引の頻度や勢いを見るのに使います。
実際に表示してみましょう。設定→チャートからティックボリュームをオンにします。
ロウソク足の下にティックボリュームが表示されれば大丈夫です。
こちらは表示しておいてもしなくてもどちらでも構いません。慣れると相場が活発かどうかは値動きだけで判断できるようになります。
MT5の使い方・ASK(買い気配値)のラインを表示させる
MT5の設定でこれを忘れてしまう初心者の方が非常に多いです。
設定→チャートから、買い気配値ラインをオンにすると、ASKのラインをチャート上に表示出来ます。
通常はBID(売り気配値)でチャート上に値段が表示されるため、こちらをオンにしておくと買いを入れた時の正確な値段が分かります。早朝などスプレッドが広がっている時が一目で分かるため、オンにしておく事が必須です。
オンにした場合このような表示になります。スプレッドの開きが分かりやすくなりましたね。
MT5の使い方・トレードレベルの使い方
トレードレベルの使い方です。
設定→チャートからトレードレベルをオンで、発注したロット数量、値をチャート上に表示させることができます。
このように発注した値が表示されました。利益確定ラインと損切のラインも表示されます。
また、予約注文なども表示されます。自分がどのように発注したか一目で分かるので、オンにしておくと良いでしょう。
MT5の使い方・4本値の使い方
MT5の4本値の使い方です。
設定→チャートから4本値をオンで、チャート上に始値、高値、安値、終値を表示させることが出来ます。デフォルトでは非表示になっていますが、高値や安値を知りたい時にこの順番を覚えておくと一目で分かります。
少し見辛い気もしますので、お好みで表示させてみてください。ちなみに気配値の詳細モードでも安値と高値だけなら表示はされるので、そちらで見ても良いでしょう。
MT5の使い方・データウィンドウの使い方
MT5のデータウィンドウの使い方です。
設定→チャートからデータウィンドウをオンで、インジケーターのパラメータをチャートに表示させることができます。
使い方としては、十字カーソルをタップし、表示されているインジケーターにカーソルを合わせるとパラメーターが表示されます。画像では移動平均線を表示させています。複数のインジケーターがある場合等、パラメーターの確認を行いたい場合には使えますね。
MT5の使い方・チャートカラーの変更
MT5の設定ではチャートの色を変更出来ます。
設定→チャート→カラーを選択
スキームを選択で、緑とブラックの初期色、黒と白のテーマ、カスタムが選択出来ます。
カスタムを選択した場合、詳細な色を選択可能です。
個人的には目に優しい緑と黒にしていますが、お好みで分かりやすくカスタマイズしてみましょう。ちなみにiPhoneのダークモードに設定すればメニューなどの白い部分も全て黒に出来ます。
MT5の使い方・インジケーターの設定方法と使い方
次にMT5のチャート分析に使うインジケーターの設定方法と使い方を解説していきます。
相場分析の際にインジケーターを使う事で、相場の平均値を示したり、買われすぎ、売られすぎを判断できます。MT5アプリにはその他にも様々な種類のインジケーターが搭載されており、使い方も様々ですが、今回はどのようにしてインジケーターを設定すればよいのか、解説していきます。
MT5のインジケーターの使い方手順
MT5のインジケーターの使い方、設定方法です。
まず画面上のfのようなマークをタップします。ここでインジケーターの設定が行えます。
メインウィンドウをタップで、インジケーター選択の画面に行けます。
MT5のインジケーターには様々な種類がありますが、PC版だと56種類、スマホ版では30種類が使用可能です。今回はトレンド系の、移動平均線を追加してみましょう。Moving Average(移動平均線)を選択。
これはある期間の値段の平均を線にして表示してくれるインジケーターです。
移動平均線の設定画面に行きますので、今回はデフォルトの設定で大丈夫です。
右上の完了を押します。
このように真ん中に赤い線が表示されました。
まだ使い方は分からないと思いますが、色々なインジケーターを試してみたり、使い方を工夫してみましょう。
MT5の使い方・インジケーターの削除や調整方法
MT5のインジケーターを削除するとチャートが見やすくなります。
ここではMT5のインジケーターの削除方法を解説します。
先ほどのfのマークから設定画面に行き、Moving Averageを左にスワイプしましょう。
右に削除ボタンが現れますので、そちらを押すと削除ができます。
またここからはMT5のみの機能ですが、チャート上を長押しで、オシレーターの枠の長さを調整できます。
白い点をスワイプで、お好みで幅の調整ができます。
右の×マークを押すと、すべてのインジケーターの一括削除ができます。
MT5の使い方・色々なインジケーターを試してみよう
いかがだったでしょうか。これでMT5のインジケーター設定の使い方が分かったはずです。
まだどれがどのような機能をしているのか使い方も分からないかもしれませんが、少しずつ覚えていきましょう。複数のインジケーターやオシレーターを組み合わせる人もいますし、使い方は多種多様です。色々なインジケーターを試してみると良いでしょう。
MT5インジケーターの詳しい種類や使い方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
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MT5の使い方・発注方法
それではMT5の基本的な使い方、発注方法を解説していきます。
まずホーム画面にあるMT5を開きます。
左下の気配値をタップで、各通貨ペアの値段の一覧が表示されます。
ここにあるもの以外を追加したい場合は右上の+を押して追加が出来ます。
今回は基本的なUSDJPYのチャート(値動きが分かるグラフ)を見ていきたいと思います。
USDJPYの所をタップします。
するとこのように表示されるので、チャートを押しましょう。
ドル円のチャートが表示されました。
縦軸が値段、横軸が時間になっています。時間は日本時間ではないので注意。
土日は相場がお休みなのでチャートは動きませんが、設定だけなら出来ます。
上にある大きなチャートとは別に、下に青いグラフがありますが、これはRSIというオシレーターです。売られすぎ、買われすぎを判断するツールになります。
今は気にしなくても大丈夫です。
MT5の使い方・時間足の設定方法
現在左上にH1と縦に表示されています。最新版は上部に横で表示されます。
チャートはロウソク足が並んだもので表示されていきます。
この場合ロウソク足が1時間ごとに1本表示されるという事になります。
この設定を時間足設定と言います。
チャートを見る際に色々な時間足でチャートを見ますので、左上をタップして時間足の変更が出来ます。
M1=1分足
M5=5分足
M15=15分足
M30=30分足
H1=1時間足
H4=4時間足
D1=日足
W1=週足
MN=月足
となります。
今回はM5を選択しておきましょう。
MT5の使い方・ワンクリックトレードの使い方
MT5でのワンクリックトレードの使い方です。
右上のワンクリックトレードマークを押します。
この設定をしておくとチャート画面から簡単に発注できるようになり、非常に便利です。
旧バージョンのMT4では出来なかった機能です。
ワンクリックで取引が出来ますので、注意事項に同意しておきましょう。
これらの規約に目を通し、同意するにチェックを入れ完了を押しましょう。
するとこのようにBUY(買い)ボタンと、SELL(売り)ボタンが表示されます。
ここを押すだけで簡単に発注が出来ます。
真ん中の数字はロット数量です。どれだけ発注するかを決めます。
ロット数について詳しく知りたい方はこちら
【初心者必見】FXのPips(ピップス)とは?ロットとPipsの計算方法。
FXのPips(ピップス)とは? Pips=Percentage in Pointsの略であり、あるポイントでの1パーセントという意味です。 よくFXトレーダー同士のコミュニティや、ブログ、商材等など ...
初めは少なめにしてやってみましょう。今回は0.5ロットで発注していきます。
タイミングをみて上がりそうと思ったところでBUYボタンを押してみましょう。
するとチャート上に発注番号と、buy0.50という表示のあるラインが表示されました。
このラインを見ればどこで発注したのかが一目で分かりますね。
それでは真ん中下のトレードをクリックしてみましょう。
ここではさっき買ったポジションや、残高の確認が行えます。
念のため用語の解説をしておきます。
残高=保有ポジションの損益を含まない口座の残高です。発注前にあった口座残高になります。
こちらはFX業者で口座開設をした際に、円口座を選んでいれば円で表示されます。ドル口座で口座開設をしてしまった場合は、円表示に変えるには別の口座を作るしかないので注意して下さい。
有効額=保有ポジションの損益も含めた金額です。
証拠金=保有ポジションで使用した金額です。
可能額=有効額から証拠金を引いた金額になります。ポジションを追加する場合はこの金額から取引出来ます。
証拠金率=有効額に対する証拠金の割合です。この割合が20%以下になると強制的にポジションが決済されてしまうので注意。ロットを上げすぎたりポジションを増やしすぎると低下します。
現在はマイナス135円になっています。
しばらく待ってみます。
口座のポジションがプラスになると青字で表示されます。
449円のプラスです。決済してみましょう。
持っているポジションの枠をタップします。
ポジション決済を押します。スマホではワンクリック決済は出来ず、一度ポジション決済を押してからもう一度決済を押す事で決済されます。
このような画面になります。
下にはさらに短いティックチャートが表示されています。
真ん中オレンジの決済ボタンを押すと決済が完了します。
トレード画面で保有ポジションが決済されました。
残高は先ほど利益になった493円が加わった残高になりました。
売りの場合もSELLを押せばお同じような手順で出来ます。
売りの場合は下がった時に利益が出ますので、間違っても決済がSELLだと勘違いしないように注意しましょう。
この発注と決済の使い方が分かればもう取引が出来ますので、しっかりとマスターしましょう。
ちなみにポジションが複数ある時に一括決済したい場合は、スマホではポジション毎に決済ボタンを押して決済しなければいけませんが、PCであればEAを利用して一括で決済する事が可能です。
EAを利用する場合はoneclickcloseという無料ツールを使用する事が出来ます。使用したい方はこちらのサイトからダウンロードが出来ます。
追記
MT5アプリのアップデートにより、一括決済が可能になりました!ポジションを長押しし、一括操作から選択が可能です。
MT5の指値(Limit)逆指値(Stop)注文の使い方を解説
次はMT5における注文方法である、指値注文(Limit)、逆指値注文(Stop)の使い方について解説していきます。この使い方一つでトレードの利益も大きく変わることがあります。なるべく有利な位置でエントリーするためにも、しっかりと覚えておく必要があります。MT5の新機能であるStop Limit注文につきましては後で手法と合わせて解説します。
MT5の使い方・指値注文の使い方
指値注文とは、この値段まで値段が下がったら買い(上がったら売り)という予約をすることが出来る発注方法です。例えばドル円が101円の時に100円で指値買い発注をしておけば、100円になった時に自動で買いが入ります。買いの場合は現在の値段より下の値段に予約をし、売りの場合は現在の値段より上の値段に予約が出来ます。
MT5の使い方・逆指値注文の使い方
逆指値注文は損切でも同じように呼ばれるためややこしいですが、指値注文の逆で、現在のレートより上の値段で買い予約、現在のレートより下の値段で売り予約をする方法です。例えば現在レートが101円の時に102円で逆指値買い注文を入れると、102円になった時に買いが入ります。使用例としては、高くなったらもっと上がるだろうと考え、高くなったら買いたい!という場合に有効です。
MT5の使い方・指値注文の使い方、実用例
それでは実際のトレードで実演します。
チャートをタップするとこのように表示されるのでトレードを選択します。
トレードメニューの右上+からも選択できます。
即時実行となっていると成行注文(現在レートでの注文)になってしまいますので、Buy Limitを選択。
売りの場合はSell Limitを選択します。
次に値段の設定をします。現在レートより下の値段でないと注文できませんので注意してください。損切注文であるストップロス、利益確定注文であるテイクプロフィットは任意で入力出来ます。ここで入力しなくても後から付け加える事も出来ます。有効期限を設定すると何時何分にその注文を取り消すという設定も出来ます。設定が出来たら発注してみましょう。
チャート上には先ほどの発注したものがラインとなって表示されます。このラインに達すると約定されます。
注文が通るまでplacedという表示になっています。
注文が約定し上昇していきました。
placedから損益表示に変わりました。
指値注文は成行注文より冷静にトレードが出来るかもしれません。
成行でトレードをしているとどうしても目先の値動きに翻弄されてしまう事もあるでしょうから、しっかりと計画的にトレードをしたい方や、チャートを見続けられない人にはお勧めの注文方法ですね。
※2020年にMT5アプリのアップデートによりさらに簡単に指値注文が出来るようになりました。
使い方としては、①ボタンを押すとBUY LIMIT(買い指値)かSELL LIMIT(売り指値)が表示されます。②で現在価格より下に動かすとBUY LIMIT、上に動かすとSELL LIMITになる仕組みです。
③のSL(ストップロス)を押すと赤ラインの損切ラインをあらかじめ設定できます。TP(テイクプロフィット)を押すと緑ラインの利益確定の位置をあらかじめ決めておけます。
設定が終了したら続行するボタンを押して発注するを押すと確定します。
MT5・逆指値注文の使い方、実用例
こちらの使い方も実際のトレードで実演していきます。
先程と同じようにトレードからBuy Stop注文もしくはSell Stop注文を選択します。
Buy Stopの場合は現在レートより上の値段、Sell Stopの場合は現在レートより下の値段で設定します。ストップロス、テイクプロフィット等も任意で入力します。
注文をするとこちらのようにチャート上にラインが表示されます。このラインに達すると注文が約定されます。
その後一気に上昇して行きました。
このように逆指値買い注文は一見不利な方法に見えますが、勢いよく上昇した時に上手く約定してくれたり、ここまで上がったら買いだという時に非常に便利な方法です。
どちらも便利ですので是非活用してみてはいかがでしょうか。
MT5・損切注文の使い方とOCO注文
FXをやっていると、どうしてもプラスになるまで待っていようと思ってしまうものです。しかしある程度まで下がってしまうと損失が膨らんでしまい、強制ロスカットという事もあり得ますので、こまめに損切を行い、少ない損失で済ませることによって、次のトレードでの利益を大きくしていく事が大切です。それでは設定方法を見ていきましょう。
MT5の使い方・損切の設定方法
MT5での損切設定の使い方をマスターしましょう。
もっているポジションをそのまま決済すればその時点で損切りされますが、今回はこのラインまで来たら損切りするという注文をしていきます。
まず損失の出ているポジションをタップし、ポジション変更を押します。
ストップロス(損切り)のラインを決めます。
現在のレートからある程度離れていないと設定できないので注意。
各通貨ペアによって異なりますが、XMの場合ドル円なら4pips(ストップレベル40)離す必要があります。
ストップレベルの確認方法は気配値→通貨ペア→詳細で確認出来ます。
テイクプロフィットは利益確定ラインです。
「ここまで来たら決済をして利益を確保したい」という時に使いますので、覚えておきましょう。両方同時に設定することも可能です。
値段が設定したラインに達すると損切が執行されます。
このように履歴を見ると損益を確認できます。
MT5の使い方・OCO注文の使い方
MT5のOCOの使い方は簡単です。
また、注文を入れる前にあらかじめ損切ラインを決めておく方法もあります。
購入時にワンクリックトレードにせずに、トレード画面右上+を押すとこの画面に行きます。
ここでストップロスの値段を設定してから注文をすれば大丈夫です。
これで利確と損切を決めておけば、相場を見ている必要はなくなります。
このように2つの注文を同時に出しておく注文をOCO注文と言います。
損切の設定をする事で、リスク管理を行うように心がけましょう。
FXで利益を得るためには、少ない損失で抑え、利益は大きくすることです。
MT5のOCO注文によって利益確定ラインを先に決定しておくことで、利益が出た時に欲が出て「もっと伸びろ!まだ上がる!」といつまでも利確出来ずにいるという事を防ぐことが出来ます。
エントリーしたらまず損切を入れておくという事は癖にしておきましょう。
MT5の使い方を学んだらXMに入金して実際に取引をしてみましょう。
MT5の使い方・Buy Stop Limit注文の使い方、使用例で解説(上級編)
こちらではMT5の新機能である、Buy Stop Limit、Sell Stop Limitの使い方です。意味に関しても一緒に学ぶことが出来ます。使い方は難しく、いきなりかなり上級者向けの内容ですが、知っておいて損は無いと思います。ただ使い方が難しいと感じた場合はあまり使わないので読み飛ばしても構いません。
騙し狙いBuy Stop Limit手法の使い方
こちらはレンジのブレイクアウトを狙って取引をする使い方です。ブレイクの騙しを狙った使い方になります。
まずはドル円の1分足をご覧ください。
このように上ヒゲが同じレートで2回続けて出ています。
3回試してブレイクアウトするという事が多いです。その際に一旦試してレンジの半値で跳ね返り、一気に上昇というパターンを狙います。
そこで使うのがMT5に付いている、Buy Stop Limitという注文方法を使用します。この注文は、設定した価格に達した時、指し値注文を自動でストップリミット価格に設定してくれます。
先ほど跳ね返っていた上ヒゲの真ん中あたりに価格を設定。
ストップリミット価格はレンジの半値付近にセットします。先ほどの画像の場合、レンジ幅は112.140〜112.185となります。
損切り幅は1.5pips、利益確定ラインはレンジの値幅の2倍のラインに設定します。
↑チャート上にこのように表示されます。
↑先ほどのラインに到達すると、自動で指し値注文が入ります。
ヒゲをつけたあと、勢いよく陰線が出ます。
損益表示はこの状態から
指値にかかるとこのようになります。
そのまま上昇していきます。
こちらのパターンは上位足、特に15分足がレンジである場合に出やすいパターンになります。
上位足がトレンドである時には向かないので注意して下さい。
またこの画像のように綺麗にヒゲが同じラインで跳ね返っていないと使えないので、エントリーのチャンスは少ないですが、このパターンが出た時には有効な手法です。ブレイクアウト時は勢いよく伸びていきやすいので、短期間で利益を取る事ができます。
サラッと有料級の手法を公開してしまいましたね(笑)とは言っても今回紹介したトレード手法は私の手法のほんの一部です。
もし別の手法に興味のある方はこちらをご覧ください。
MT5の使い方・IOC注文の使い方
MT5の2020年の最新のアップデートでは、チャートからトレードを押すと、約定形式のICO注文(部分約定時に未決済取消注文)という欄が表示されます。
これは「Immediate or Cancel order」の略で、発注してすぐに約定するものを優先し、残ったすぐに約定しなかった注文を取り消してくれるという事になります。
値動きの激しい通貨ペアでは、自分の思ったタイミングで約定せずに、不利なレートで約定してしまう事があります。
これは多くの参加者が売り買いしているので、その数量やタイミングによっては自分の思い通りに約定してくれないという事です。
これを防ぐために、特に大きなロットでスキャルピングをするような人は、このIOC注文をオンにしてトレードすると有利にトレードが出来るでしょう。
MT5の使い方・ライン(水平線)の引き方、オブジェクトの使い方
MT5でチャート上にラインを引きたい、その他のオブジェクトの使い方を知りたいという場合はこちらを参考にしてください。
まずは上記画像のようにMT5のチャートからオブジェクトのボタンを押します。
左から水平線、フィボナッチリトレースメント、サイクルライン、垂直線、トレンドライン、アングルトレンドの順番です。
横線のラインを引きたい場合は水平線をタップしましょう。
オブジェクトを追加を押すと更に多くの種類のラインなどを追加する事が出来ます。
チャート上で長押しをしながらラインをずらして引くことが出来ます。
引いたラインもスワイプすれば動かす事が出来ます。
再度オブジェクトに戻って現在のシンボルをタップすると詳細の変更が出来ます。
分かりやすく名前を変更したり、細かい値段を設定したり、表示する時間足を決めたり、色の変更が行えます。時と場合によって様々なオブジェクトを試してみると良いでしょう。
MT5の使い方・スマホ版 フィボナッチリトレースメントの使い方
フィボナッチリトレースメントとは
フィボナッチリトレースメントでは、フィボナッチ比率に基づいた38.2%、61.8%と補足的に50%の水準がよく用いられます。
強いトレンドの場合は、38.2%前後の戻りにとどまり、弱いトレンドの場合は、半値戻し50.0%前後又は61.8%前後まで戻ります。それ以上戻った場合には、このトレンドの起点となったポイントまで全て戻るという考え方が一般的です。
使い方はフィボナッチリトレースメントを選択してチャートをタップすると赤丸が表示されますので、スワイプしてポイントとなる高値と安値を結びます。(一つの点を付けたらそこをスワイプするともう一つの点を描画する事が出来る)ポイントとなる高値と安値にスワイプして調整します。
動かしている最中に左上に拡大されて表示されるので、髭の上まで細かく調節が出来ます。
フィボナッチ比率をこれからの上昇や下落の目安として判断する事が可能です。
私自身はただ単にそのロウソク足の半値を知るための使い方をしています。
先ほどのようにオブジェクトからフィボナッチリトレースメントを使用し、縦になるようにスワイプします。
相場では半値押しであったり、3分の1戻しのような言葉がよく使われます。
フィボナッチ数列は抵抗帯となる事も多く、どの程度まで利益を伸ばせるのか、どこでエントリーするかなどを予測する事が可能です。
ここまででMT5の使い方を全てマスターできたでしょうか?もし分からない事があればコメントをいただければ回答いたします。
MT5のPCでの使い方はこちら
MT5のPCの使い方も学ぶ事で、より自由度の高いトレードが可能です。2つの使い方が分かると、もしインターネットが止まった場合にも、どちらかを起動して対処する事が出来ます。
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