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【完全網羅】スマホでのMT5の使い方や注文方法まで徹底解説!初心者向け完全マニュアル
取り引き口座を作ったらスマホアプリのMT5を使いましょう。今回は初期設定からオススメの使い方、注文方法まで徹底解説いたします。かなり細かい所まで解説したマニュアルですので、困った時にはこのページを読みましょう。
通貨ペアの整理
左上の鉛筆マークを押す事で、通貨ペアを選択し、一括で削除が出来ます。
見る必要のない通貨ペアは削除しておくと良いでしょう。また、右のバーを長押しする事で通貨ペアを並び替えることが出来ます。
右上の+マークを押し、Forexから通貨ペアを追加できます。
監視しておきたい通貨ペアをまとめておくと良いでしょう。
また、詳細モードを押すとスプレッド、本日の安値と高値を表示させることが出来ます。
詳細モードの方が値段が見やすくなりますね。
チャート画面の設定
続いて、スマホ画面右下の設定から、チャートの設定をしてみましょう。
ここではチャートの種類を変更することが出来ます。
バーチャート、ローソク足、ラインチャートの三種類があります。
こちらがバーチャートです。海外で多く使われています。
始値が左の横棒、終値が右の横棒で示されており、先端部分が安値と高値になります。
こちらはラインチャートです。ラインのみで表示させるとトレンドの方向性が分かりやすいですね。時と場合によって使い分けるのも手ですが、基本的に日本でスタンダードなロウソク足を見ておけば問題無いでしょう。(平均足などはスマホアプリでは使用できません。)ロウソク足の見方が分からないという方はこちらの記事を参考にして下さい。
⇒FXのロウソク足とは?見方と使い方を解説。大切なのはヒゲ。
チャートにボリュームを表示させる
ボリュームとは出来高の事です。期間中にどれだけ取引されたか、相場が活発であるかどうかを判断することが出来ます。証券会社によってこのボリュームは表示されない場合もあります。XMではボリュームの表示の代わりに、ティックボリュームを使います。ティックボリュームはレートの変動回数が値になっており、取引の頻度や勢いが分かります。
実際に表示してみましょう。設定→チャートからティックボリュームをオンにします。
ロウソク足の下にティックボリュームが表示されれば大丈夫です。
ASK(買い気配値)のラインを表示させる
設定→チャートから、買い気配値ラインをオンにすると、ASKのラインをチャート上に表示することが出来ます。
通常はBID(売り気配値)でチャート上に値段が表示されるため、こちらをオンにしておくと買いを入れた時の正確な値段が分かります。早朝などスプレッドが広がっている時が一目で分かるため、オンにしておくと良いでしょう。
オンにするとこのような表示になります。スプレッドの開きが分かりやすくなりましたね。
期間区切り線の表示
設定→チャートから期間区切り線をオンにすると、一定期間のラインを表示させることが出来ます。
一時間足では取引日の一日毎に縦の点線が表示されます。各時間足によってこの期間は変わります。
トレードレベルの設定
設定→チャートからトレードレベルをオンにすると、注文したロット数量、値をチャート上に表示させることが出来ます。
このように注文した値が表示されました。利益確定ラインと損切のラインも表示されます。
また、予約注文なども表示されます。自分がどのように注文したか一目で分かるので、オンにしておくと良いでしょう。
4本値を表示させる
設定→チャートから4本値をオンにすると、チャート上に始値、高値、安値、終値を表示させることが出来ます。デフォルトでは非表示になっていますが、高値や安値を知りたい時にこの順番を覚えておくと一目で分かります。
少し見辛い気もしますので、お好みで表示させてみてください。ちなみに気配値の詳細モードでも安値と高値だけなら表示はされるので、そちらで見ても良いでしょう。
データウィンドウの表示
設定→チャートからデータウィンドウをオンにすると、インジケーターのパラメータをチャートに表示させることが出来ます。
十字カーソルをタップし、表示されているインジケーターにカーソルを合わせるとパラメーターが表示されます。画像では移動平均線を表示させています。複数のインジケーターがある場合等、パラメーターの確認を行いたい場合には使えますね。
チャートカラーの変更
設定→チャート→カラーからチャートの色を変更することが出来ます。
スキームを選択すると、緑とブラックの初期色、黒と白のテーマ、カスタムが選択出来ます。
カスタムを選択した場合詳細な色を選択することが出来ます。
個人的には目に優しい緑と黒にしていますが、お好みで分かりやすくカスタマイズしてみましょう。
MT5インジケーターの設定方法
次にMT5のチャート分析に使うインジケーターの設定方法を解説していきます。
相場分析をする際にインジケーターを使用する事で、相場の平均値を示したり、買われすぎ、売られすぎを判断する事が出来ます。その他にも様々な種類のインジケーターがありますが、今回はどのようにしてインジケーターを設定すればよいのか、解説していきます。
インジケーター設定の手順
まず画面上のfのようなマークをタップします。ここでインジケーターの設定が行えます。
メインウィンドウをタップすると、インジケーター選択の画面に行けます。
インジケーターには様々な種類があります、今回はトレンド系の、移動平均線を追加してみましょう。Moving Average(移動平均線)を選択。
これはある期間の値段の平均を線にして表示してくれるインジケーターです。
移動平均線の設定画面に行きますので、今回はデフォルトの設定で大丈夫です。
右上の完了を押します。
このように真ん中に赤い線が表示されました。
まだ使い方は分からないと思いますが、色々なインジケーターを試すことが出来ます。
インジケーターの削除や調整方法
たくさん追加しすぎては逆に見にくいので、インジケーターを削除する方法を解説します。
先ほどのfのマークから設定画面に行き、Moving Averageを左にスワイプしましょう。
すると右に削除ボタンが現れますので、そちらを押すと削除が出来ます。
またここからはMT5のみの機能ですが、チャート上で長押しをすると、オシレーターの枠の長さを調整できます。
白い点をスワイプすることで、お好みで幅の調整が出来ます。
右の×マークを押すと、すべてのインジケーターの一括削除が出来ます。
色々なインジケーターを試してみよう
いかがだったでしょうか。これでインジケーターは自由に選択することが出来ます。
まだどれがどのような機能をしているのか分からないかもしれませんが、少しずつ覚えていきましょう。複数のインジケーターやオシレーターを組み合わせる人もいますし、使い方は多種多様です。色々なインジケーターを試してみると良いでしょう。
MT5の使い方、注文方法
それではMT5の基本的な使い方、注文方法を解説していきます。
まだ口座の開設をしていない方はこちらから開設をしてログインして実際に取引をしてみましょう。
まずホーム画面にあるMT5を開きます。
左下の気配値をタップすると、各通貨ペアの値段の一覧が表示されます。
ここにあるもの以外を追加したい場合は右上の+を押して追加が出来ます。
今回は基本的なUSDJPYのチャート(値動きが分かるグラフ)を見ていきたいと思います。
USDJPYの所をタップします。
するとこのように表示されるので、チャートを押しましょう。
するとドル円のチャートが表示されました。
縦軸が値段、横軸が時間になっています。時間は日本時間ではないので注意。
土日は相場がお休みなのでチャートは動きませんが、設定だけなら出来ます。
上にある大きなチャートとは別に、下に青いグラフがありますが、これはRSIというオシレーターです。売られすぎ、買われすぎを判断するツールになります。
今は気にしなくても大丈夫です。
時間足の設定方法
現在左上にH1と表示されています。チャートはロウソク足が並んだもので表示されていきます。
この場合ロウソク足が1時間ごとに1本表示されるという事になります。
この設定を時間足設定と言います。
チャートを見る際に色々な時間足でチャートを見ますので、左上をタップして時間足の変更が出来ます。
M1=1分足
M5=5分足
M15=15分足
M30=30分足
H1=1時間足
H4=4時間足
D1=日足
W1=週足
MN=月足
となります。
今回はM5を選択しておきましょう。
ワンクリックトレードの設定方法
右上のワンクリックトレードマークを押します。
この設定をしておくとチャート画面から簡単に注文できるようになり、非常に便利です。
旧バージョンのMT4では出来なかった機能です。
ワンクリックで取引が出来ますので、注意事項に同意しておきましょう。
これらの規約に目を通し、同意するにチェックを入れ完了を押しましょう。
するとこのようにBUY(買い)ボタンと、SELL(売り)ボタンが表示されます。
ここを押すだけで簡単に注文が出来ます。
真ん中の数字はロット数量です。どれだけ注文するかを決めます。
ロット数について詳しく知りたい方はこちら
初めは少なめにしてやってみましょう。今回は0.5ロットで注文していきます。
タイミングをみて上がりそうと思ったところでBUYボタンを押してみましょう。
するとチャート上に注文番号と、buy0.50という表示のあるラインが表示されました。
このラインを見ればどこで買ったのかが一目で分かりますね。
それでは真ん中下のトレードをクリックしてみましょう。
ここではさっき買ったポジションや、残高の確認が行えます。
念のため用語の解説をしておきます。
残高=保有ポジションの損益を含まない口座の残高です。注文前にあった口座残高になります。
有効額=保有ポジションの損益も含めた金額です。
証拠金=保有ポジションで使用した金額です。
可能額=有効額から証拠金を引いた金額になります。ポジションを追加する場合はこの金額から取引出来ます。
証拠金率=有効額に対する証拠金の割合です。この割合が20%以下になると強制的にポジションが決済されてしまうので注意。ロットを上げすぎたりポジションを増やしすぎると低下します。
現在はマイナス135円になっています。
しばらく待ってみます。
口座のポジションがプラスになると青字で表示されます。
449円のプラスです。決済してみましょう。
持っているポジションの枠をタップします。
ポジション決済を押します。
このような画面になります。
下にはさらに短いティックチャートが表示されています。
真ん中オレンジの決済ボタンを押すと決済が出来ます。
トレード画面で保有ポジションが決済されました。
残高は先ほど利益になった493円が加わった残高になりました。
売りから入る場合もSELLを押せばお同じような手順で出来ます。
売りから入る場合は下がった時に利益が出ますので、間違っても決済がSELLだと勘違いしないように注意しましょう。
この注文と決済の方法が分かればもう取引が出来ますので、しっかりとマスターしましょう。
MT5の指値(Limit)逆指値(Stop)注文方法の解説。
次はMT5における注文方法である、指値注文(Limit)、逆指値注文(Stop)について解説していきます。たかが注文方法と思うかもしれませんが、注文方法一つでトレードの利益も大きく変わることがあります。なるべく有利な位置でエントリーするためにも、しっかりと覚えておく必要があります。MT5の新機能であるStop Limit注文につきましては後で手法と合わせて解説します。
指値注文とは
指値注文とは、この値段まで値段が下がったら買う(上がったら売る)という予約をすることが出来る注文方法です。例えばドル円が101円の時に100円で指値買い注文を出しておけば、100円になった時に自動で買い注文が入ります。買いの場合は現在の値段より下の値段に予約をし、売りの場合は現在の値段より上の値段に予約注文が出来ます。
逆指値注文とは
逆指値注文は損切注文でも同じように呼ばれるためややこしいですが、指値注文の逆で、現在のレートより上の値段で買い予約、現在のレートより下の値段で売り予約をする注文になります。例えば現在レートが101円の時に102円で逆指値買い注文を入れると、102円になった時に買い注文が入ります。使用例としては、高くなったらもっと上がるだろうと考え、高くなったら買いたい!という場合に有効です。
指値注文実用例
それでは実際に指値注文を利用したトレードをしてみます。
チャートをタップするとこのように表示されるのでトレードを選択します。
トレードメニューの右上+からも選択できます。
即時実行となっていると成行注文(現在レートでの注文)になってしまいますので、Buy Limitを選択。
売りの場合はSell Limitを選択します。
次に値段の設定をします。現在レートより下の値段でないと注文できませんので注意してください。損切注文であるストップロス、利益確定注文であるテイクプロフィットは任意で入力出来ます。ここで入力しなくても後から付け加える事も出来ます。有効期限を設定すると何時何分にその注文を取り消すという設定も出来ます。設定が出来たら発注してみましょう。
チャート上には先ほどの注文がラインとなって表示されます。このラインに達すると注文が約定されます。
注文が通るまでplacedという表示になっています。
注文が約定し上昇していきました。
placedから損益表示に変わりました。
指値注文は成行注文より冷静にトレードが出来るかもしれません。
成行でトレードをしているとどうしても目先の値動きに翻弄されてしまう事もあるでしょうから、しっかりと計画的にトレードをしたい方や、チャートを見続けられない人にはお勧めの注文方法ですね。
逆指値注文実用例
先程と同じようにトレードからBuy StopもしくはSell Stopを選択します。
Buy Stopの場合は現在レートより上の値段、Sell Stopの場合は現在レートより下の値段で設定します。ストップロス、テイクプロフィット等も任意で入力します。
注文をするとこちらのようにチャート上にラインが表示されます。このラインに達すると注文が約定されます。
その後一気に上昇して行きました。
このように逆指値買い注文は一見不利な注文のように見えますが、勢いよく上昇した時に上手く約定してくれたり、ここまで上がったら買いだという時に非常に便利な注文方法です。
どちらの注文方法も便利ですので是非活用してみてはいかがでしょうか。
損切注文の設定方法とOCO注文
FXをやっていると、どうしてもプラスになるまで待っていようと思ってしまうものです。しかしある程度まで下がってしまうと損失が膨らんでしまい、強制ロスカットという事もあり得ますので、こまめに損切を行い、少ない損失で済ませることによって、次のトレードでの利益を大きくしていく事が大切です。それでは損切の設定方法を見ていきましょう。
損切の設定方法
もっているポジションをそのまま決済すればその時点で損切りされますが、今回はこのラインまで来たら損切りするという注文をしていきます。
まず損失の出ているポジションをタップし、ポジション変更を押します。
ストップロス(損切り)のラインを決めます。
XMの場合、現在のレートから4ピップス以上離れていないと設定できないので注意。
ちなみにテイクプロフィットは利益確定ラインです。
「ここまで来たら決済をして利益を確保したい」という時に使いますので、覚えておきましょう。両方同時に設定することも可能です。
値段が設定したラインに達すると損切が執行されます。
このように履歴を見ると損益を確認できます。
OCO注文のやり方
また、注文を入れる前にあらかじめ損切ラインを決めておくこともできます。
購入時にワンクリックトレードにせずに、トレード画面右上+を押すとこの画面に行きます。
ここでストップロスの値段を設定してから注文をすれば大丈夫です。
これで利確と損切を決めておけば、相場を見ている必要はなくなります。
このように2つの注文を同時に出しておく注文をOCO注文と言います。
損切の設定をする事で、リスク管理を行うように心がけましょう。
FXで利益を得るためには、少ない損失で抑え、利益は大きくすることです。
OCO注文によって利益確定ラインを先に決定しておくことで、利益が出た時に欲が出て「もっと伸びろ!まだ上がる!」といつまでも利確出来ずにいるという事を防ぐことが出来ます。
エントリーしたらまず損切を入れておくという事は癖にしておきましょう。
Buy Stop Limit注文、騙し狙いブレイク手法を解説
今回はMT5の新機能である、Buy Stop Limit、Sell Stop Limitの注文方法を用いた手法を公開します。注文の意味に関しても一緒に学ぶことが出来ます。いきなりかなり上級者向けの内容ですが、知っておいて損は無いと思います。
こちらはレンジのブレイクアウトを狙った手法です。ブレイクの騙しを狙ったテクニックになります。
まずはドル円の1分足をご覧ください。
このように上ヒゲが同じレートで2回続けて出ています。
3回試してブレイクアウトするという事が多いです。その際に一旦試してレンジの半値で跳ね返り、一気に上昇というパターンを狙います。
そこで使うのがMT5に付いている、Buy Stop Limitという注文方法を使用します。この注文は、設定した価格に達した時、指し値注文を自動でストップリミット値に設定してくれます。
先ほど跳ね返っていた上ヒゲの真ん中あたりに価格を設定。
ストップリミット価格はレンジの半値付近にセットします。先ほどの画像の場合、レンジ幅は112.140〜112.185となります。
損切り幅は1.5pips、利益確定ラインはレンジの値幅の2倍のラインに設定します。
↑チャート上にこのように表示されます。
↑先ほどのラインに到達すると、自動で指し値注文が入ります。
ヒゲをつけたあと、勢いよく陰線が出ます。
損益表示はこの状態から
指値にかかるとこのようになります。
そのまま上昇していきます。
こちらのパターンは上位足、特に15分足がレンジである場合に出やすいパターンになります。
上位足がトレンドである時には向かないので注意して下さい。
またこの画像のように綺麗にヒゲが同じラインで跳ね返っていないと使えないので、エントリーのチャンスは少ないですが、このパターンが出た時には有効な手法です。ブレイクアウト時は勢いよく伸びていきやすいので、短期間で利益を取る事ができます。またスキャルピングでスプレッド負けしてはいけませんので、スキャルピング用のXMのZERO口座を推奨します。
サラッと有料級の手法を公開してしまいましたね(笑)とは言っても今回紹介したトレード手法は私の手法のほんの一部です。
しっかりと利益を積み重ねていきたい方は私の手法をぜひ学んでください。
初心者でもしっかりと稼いで行ける内容になっています。
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FX歴7年のプロトレーダー。
私の知識や経験が皆様のお役に立てれば幸いです。
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